ZenX、AIと専門家で財務を丸ごと代行する「Finance BPaaS」を提供開始
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ZenX、AIと専門家で財務を丸ごと代行する「Finance BPaaS」を提供開始

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株式会社ZenXは、スタートアップや中小企業向けに、AIと専門家の知見を融合させて財務業務を包括的に支援する新サービス「Finance BPaaS」の提供を開始しました。経理から資金調達、投資家対応までを一気通貫で代行し、経営者が事業成長に集中できる環境を整えることを目指します。また、米国のリサーチ&コンサルティングファームであるフロスト・アンド・サリバンとの提携により、海外展開支援も強化するとのことです。

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ポイント

  • 1
    AIとスポットCFOの融合で、経理から資金調達まで財務業務を包括的に代行
  • 2
    AIによる自動化で月次締めを早期化し、経営者の業務時間を週あたり約75%削減
  • 3
    フロスト・アンド・サリバンとの提携で、グローバルな資金調達や海外進出を支援

財務の「困りごと」をAIと専門家が解決

株式会社ZenXが、スタートアップや中小企業の財務業務を支援する新サービス「Finance BPaaS(Business Process as a Service)」の提供を開始しました。インボイス制度への対応や資金調達時の資料作成など、近年複雑化・高度化する財務業務の負担を軽減することが狙いです。特に、専任のCFO(最高財務責任者)を置くことが難しい成長企業にとって、大きな支えとなりそうです。

このサービスの最大の特徴は、AIによる業務自動化と、投資銀行やベンチャーキャピタル出身者などの「スポットCFO」の知見を組み合わせている点にあります。AIが請求書処理や仕訳、資金繰り表の作成などを自動化することで、月末から10営業日以内での月次締めを実現。同社によると、これにより経営者の財務関連業務時間を週あたり約7時間(約75%)削減できるとしています。

資金調達から海外展開までをワンストップで

さらに、アサインされたスポットCFOが、AIが作成した経営レポートの草案を監修したり、事業計画の策定や投資家対応をサポートしたりします。これにより、実務の効率化だけでなく、資金調達やM&Aといった企業の成長に不可欠な「攻めの財務戦略」も支援する体制を整えました。

また、世界40拠点以上にネットワークを持つフロスト・アンド・サリバンとの提携も大きな強みです。この提携により、海外投資家との面談設定や現地の市場調査、英文での財務資料作成など、グローバル展開を目指す企業向けの支援サービス「Global as a Service」も提供。日本発のスタートアップが世界で戦うためのインフラを構築していく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

スタートアップの「CFO不在」問題に、AIと専門家シェアリングで切り込むアプローチが興味深いです。単なる業務効率化に留まらず、資金調達や海外展開まで支援する点は、成長を目指す企業にとって心強い味方になりそうですね。

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