
紙・メール・Web、請求書の受取を丸ごと代行。インフォマートが『データ化おまかせサポート』を提供へ
公開日:
株式会社インフォマートは、郵送やメールなど多様な方法で届く請求書の受領とデータ化を代行する新サービス『データ化おまかせサポート』を2026年1月より提供開始すると発表しました。同社の請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」のオプションとして、煩雑化する経理業務の効率化を支援します。
ポイント
- 1郵送やメールで届く請求書の受領からスキャン、データ化までを代行
- 2取引先への「BtoBプラットフォーム 請求書」利用促進も支援
- 3あらゆる請求書データを一元化し、経営判断への活用を目指す
多様化する請求書受取の課題を解決
インフォマートは、請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」の新オプションとして、『データ化おまかせサポート』を2026年1月から提供開始します。インボイス制度や電子帳簿保存法の改正により請求書のデジタル化が進む一方、紙の郵送、メールでのPDF送付、専用Webサイトへのアップロードなど、受け取り側の業務はかえって煩雑化しているのが実情です。新サービスは、こうした課題を解決するために開発されました。
受領からデータ補正、取引先への働きかけまで
このサービスでは、郵送で届く紙の請求書のスキャンや、専用Webサイトからのダウンロードといった受領業務をインフォマートが代行。同社のAI-OCRサービスを活用し、請求情報の補正も行うことで、より正確なデータ化を実現します。これにより、利用企業はあらゆる請求書データを「BtoBプラットフォーム 請求書」に集約でき、仕訳や承認といった後続業務の一元化が可能になります。
また、単なる業務代行にとどまらず、インフォマートが持つ120万社以上の利用企業への支援ノウハウを活かし、取引先に対して「BtoBプラットフォーム 請求書」の利用を促す活動も代行します。これにより、企業間の取引全体のデジタル化を推進する狙いです。
データを経営に活かす世界を目指す
インフォマートは、本サービスを通じて請求書データを一元的に集約し、将来的にはAIによる分析を通じて経営判断に活かせる世界を目指すとしています。同社は、企業間取引がすべてデジタルでつながる『DtoD(データ to データ)』の実現へ向け、今後もバックオフィス業務のDXを推進していく方針です。なお、サービスの提供開始に先立ち、2025年12月11日には概要を解説するオンラインセミナーも開催されます。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
請求書の電子化は進む一方、結局は紙やPDFも混在して現場は大変、という声は多いですよね。受領業務そのものをアウトソースする流れは、今後さらに加速しそうです。










