
創業140年の東郷製作所、AIで「探す・聞く・作る」の無駄を削減
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JAPAN AI株式会社は、自動車部品メーカーの株式会社東郷製作所に、社内情報の検索や文書作成を効率化するAIツール「JAPAN AI」を導入しました。長年の製造で蓄積された膨大な資料の検索に時間がかかることや、特定の社員への問い合わせが集中することが課題でした。AIの定着を確実にするため、全8回のカスタマイズ型研修で26名の社内推進者を育成しています。
ポイント
- 1既製品ではなく、現場課題に応じて内容を調整するカスタマイズ型研修が導入の決め手
- 2画像生成から始め、実務利用へ段階的に移行する研修で「まずAIに聞く」行動を定着
- 3各部門で自発的に「設備故障解析」や「ニュース自動収集」などのAIエージェントが誕生
導入の背景と決め手
東郷製作所では、規程や技術資料など膨大な社内情報が散在していました。必要な情報を見つけるのに時間がかかり、ベテラン社員への問い合わせが集中する課題を抱えていました。報告書作成の工数も多く、「探す・聞く・作る」の無駄を削減することが急務となっていました。
同社がJAPAN AIの導入を決めた理由は、価格や機能に加え、「社内推進者の育成研修」に重点を置いた伴走支援体制にありました。既製のプログラムではなく、受講者の理解度や現場の課題に応じて内容を調整するカスタマイズ型研修が評価されました。
全8回のステップアップ研修
導入にあたり、各部門から選ばれた26名の推進者に対して、全8回の独自研修を実施しました。最初は画像生成などを「遊び」として体験し、AIの可能性を実感してもらいます。その後、実務への転用を促す設計です。
座学だけでなく、手を動かすワークショップを開始したタイミングで、1日あたりのAI利用量が顕著に増加しました。「まずAIに聞く」という行動が社内に定着し始めています。
現場主導で生まれた活用事例
研修を通じて、各現場の課題に特化したAIエージェントが社員自らの手で作られ始めています。技術部門では設備の故障記録を参照して要因整理を支援する仕組みを構築。営業部門では自動車関連ニュースの収集と要約を自動化しています。
東郷製作所の後藤様は、「議事録づくりや情報収集のような時間を取られがちな業務はAIに任せ、人でしかできない価値づくりに時間を割ける状態を構築したい」とコメントしています。
Q&A
Q. 「探す・聞く・作る」の無駄とは、具体的に何を指しますか?
A. 社内の規程や技術資料を探す時間、ベテラン社員に問い合わせる時間、報告書などの文書を作成する時間を指しています。
Q. JAPAN AIは普通の社内検索システムとどう違うのですか?
A. 単に資料を探すだけでなく、問い合わせに対応したり、文書のたたき台を作成するなど、生成AIの機能を活用できる点が特徴です。
Q. カスタマイズ型研修は誰が受講したのですか?
A. 各部門から選ばれた26名の社内推進者が、全8回の研修を受けました。
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O!Productニュース編集部からのコメント
140年続く製造業の現場で、「まずAIに聞く」が習慣化したのが興味深いです。ベテラン社員への問い合わせ集中という古典的な課題を、AIと研修の組み合わせで解消した事例ですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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