
UIコンポーネント集「Rabee UI」で開発を加速、フォーム作成サービス「Formee」をリリース
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株式会社Rabeeは、フォームの作成から公開、管理までを一元化する新サービス「Formee」をリリースしました。このサービスは、同社が開発・提供するUIコンポーネント集「Rabee UI」を全面的に活用して開発されており、自社プロダクトにおける初の本格的な実運用事例となります。
ポイント
- 1自社製UIコンポーネント集「Rabee UI」を活用し、開発コストを大幅に削減
- 2フォーム作成から回答管理まで、ビジネスシーンのニーズに応える機能を搭載
- 3開発で得た知見をUIコンポーネント集へ還元し、開発基盤を強化するサイクルを目指す
自社製ツールで開発を効率化、6週間で実装完了
株式会社Rabeeが、フォーム作成サービス「Formee」の提供を開始しました。採用応募や問い合わせ、イベント申し込みなど、ビジネスの様々な場面で利用されるフォームの作成から回答管理までをスムーズに行えるサービスです。この開発プロジェクトの大きな特徴は、同社が提供するUIコンポーネント集「Rabee UI」を全面的に利用した点にあります。これにより、プロジェクト開始からわずか6週間で基本機能の実装を完了するなど、開発コストの大幅な削減を実現したと説明しています。
煩雑なフォーム運用を一元化するため自社開発へ
開発の背景には、社内でのフォーム運用の課題がありました。Rabeeではこれまで、用途に応じて複数のフォームサービスを使い分けていましたが、運用フローが煩雑になりがちで、一元管理の必要性を感じていたといいます。既存サービスの比較検討を進める中で、「理想の要件を満たすサービスを探すより、Rabee UIを活用して自社開発する方が速い」との結論に至り、「Formee」の開発がスタートしました。
開発の核となった「Rabee UI」とは
開発を支えた「Rabee UI」は、Rabeeが2025年3月から開発・運用しているSvelteとTailwind CSSで構築されたUIコンポーネント集です。一般的なUIライブラリとは異なり、カスタマイズを前提とした「コンポーネントの種」であることが特徴で、コピー&ペーストで手軽に導入できます。コードと一致したFigmaデータも用意されているため、デザイン段階から実装に近いUIで要件を詰められ、チーム内の認識のズレを減らすことにも繋がったとのことです。
実運用の知見を開発基盤に還元
Rabeeは今回の「Formee」開発を通じて、「Rabee UI」がプロダクト開発の基盤として有用であることを実感したとしています。今後も自社プロダクトの開発・運用を継続し、そこで得られた知見や課題を「Rabee UI」本体へフィードバックしていく計画です。これにより、プロダクト開発をさらに加速させるための開発基盤へと強化していくことを目指します。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
自社ツールを自社プロダクトで活用する「ドッグフーディング」は、ツールの実用性を証明する最良の方法ですね。開発効率化の好循環が生まれ、今後のプロダクト展開にも期待が持てます。

