
GMO NIKKO、業界初の翌朝分析ツール「MARKETING INSIGHT byGMO」を提供開始
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GMOインターネットグループのGMO NIKKOは、前日の競合サイトの動向を翌朝には確認できる、業界初となる分析ツール「MARKETING INSIGHT byGMO」の提供を2025年9月1日に開始すると発表しました。
市場の変化が激しい現代において、マーケティング担当者にはデータに基づいた迅速な意思決定が求められています。しかし、従来の分析ツールではデータの反映に数日かかることが多く、リアルタイムな状況把握が難しいという課題がありました。
この新ツールは、データの「即時性」を最大の特長とし、最新の市場動向に即応したい企業のマーケティング活動を強力に支援するものとなりそうです。
ポイント
- 1前日分のアクセスデータを翌朝10時に確認できる圧倒的な速さ
- 2サイト全体のアクセス数から、検索キーワードやSNSの流入元まで分析可能
- 3将来的にはGoogle Analyticsとの連携、AIによるトレンド検知も搭載予定
競合分析の常識を変える「即時性」
GMO NIKKOが提供を開始する「MARKETING INSIGHT byGMO」は、競合サイトのアクセス状況やユーザー行動を分析するツールです。最大の強みは、前日24時までのデータを翌朝10時にはレポート画面で確認できる、その圧倒的なスピードにあります。同社によると、この即時性はWEBアクセス推計データを用いた法人向け競合分析ツールとしては業界で初めてとのことです。
タイムラグの課題を解決し、迅速な施策立案を支援
開発の背景には、多様化するマーケティングチャネルと目まぐるしく変わる市場環境がありました。従来のツールではデータが更新されるまでにタイムラグが生じ、機を逸してしまうケースも少なくありませんでした。このツールは、その課題を解決し、マーケターが競合や市場の「今」をリアルタイムで把握することで、より迅速で的確な施策を立案・実行できる環境を提供します。
流入元からキーワードまで、競合の動きを丸裸に
主な機能として、対象サイトのアクセス数や流入構造を分析する「サイト分析」と、特定の検索キーワードからの流入状況を把握する「キーワード分析」を備えています。競合サイトがどのチャネル(検索、SNSなど)から集客しているのか、また、どのキーワードで上位表示され流入を獲得しているのかを比較分析することで、自社の戦略を見直すきっかけを得ることができます。
無料トライアルも提供、AI機能の追加にも期待
利用料金は問い合わせが必要ですが、全ての機能を7日間試せる無料トライアルが用意されています。今後は、Google Analyticsなどとの連携による統合ダッシュボードや、AIを活用したトレンド・異常値の検知といった高度な機能も順次搭載していく計画です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
競合の流入経路やキーワード動向を翌朝には確認できるのは、スピードが重視される現代マーケティングに最適です。特にSNSでの話題性や短期キャンペーンの効果を追う場合に活用できそうです。