
LINE感覚で業務アプリを開発。「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」作成ツールが一般公開
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株式会社GlobalBは、ビジネスチャット「LINE WORKS」上で利用できる業務アプリを、プログラミング知識なしで開発できる「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」作成ツールの一般向け提供を開始すると発表しました。現場スタッフが日常的に使うツール上で、手軽に業務のデジタル化を進められるのが特徴です。
ポイント
- 1LINE WORKSのトーク画面から直接操作でき、アプリの切り替えが不要
- 2二次元コード読み取りやGPSなど、現場業務に役立つ機能を標準搭載
- 3入力データはkintoneに即時反映され、管理側の集計・分析も容易に
株式会社GlobalBが、LINE WORKSとkintoneを連携させるノーコード開発ツール「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」作成ツールの一般リリースを発表しました。これまで企業ごとの構築サービスや開発パートナー向けに提供されてきましたが、10月27日より一般ユーザーも利用可能になります。
このツールは、サイボウズ社の業務改善プラットフォーム「kintone」をデータベースとして、スマートフォンで操作しやすいウェブアプリを自動生成するものです。最大の特長は、多くの現場で使われているLINE WORKSのトーク画面から、kintoneへのデータ入力や編集が直接行える点です。これにより、ITツールに不慣れなスタッフでも、普段のチャットと同じ感覚で日報作成や点検報告ができます。
また、現場のニーズに応える機能も充実しています。二次元コードの読み取りによるフォーム起動、GPSでの位置情報取得、手書きサインの登録、写真のアップロードといった機能を標準で搭載。入力されたデータはリアルタイムでkintoneに反映されるため、管理者は即座に進捗確認やデータ分析を行えます。
すでに導入している企業からは、紙の点検表をアプリ化して報告精度が向上した事例や、清掃指示書をデジタル化して作業効率が上がったといった声が上がっています。既存のkintoneアプリをそのまま活用できるため、導入時の負担が少ない点も評価されているようです。
なお、今回の正式リリースは、10月27日・28日に幕張メッセで開催されるサイボウズ社のイベント「Cybozu Days 2025」に合わせて行われます。会場の同社ブースでは、製品デモや導入相談のほか、利用料が最大3ヶ月無料になるキャンペーンも実施される予定です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
現場のDXは使い慣れたツールで始められるかもポイントとなります。多くの企業が導入するLINE WORKSとkintoneを繋ぐこのツールは、まさにその点を突いていますね。専門家不在でも業務改善を進められる好例となりそうです。








