
ギックス、データの「意味」を統一する「セマンティックレイヤー構築支援」を本格提供
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株式会社ギックスは、データ基盤上の複雑なデータをビジネス用語に変換し定義を統一する「セマンティックレイヤー」の構築支援サービスを本格提供開始しました。多くの企業がデータ基盤を整えても成果に結びつかない課題を解決するインフラとして注目されます。生成AIの活用が進む中、データの「意味の整備」が企業競争力の差になるとしています。
ポイント
- 1データの物理的な整理だけでなく、ビジネス上の「意味」を統一する基盤を構築
- 2独自の「ゾクセイメソッド」を用い、市場変化に合わせて更新できる動的な設計
- 3生成AIがビジネス文脈を正しく理解できる「AI-Ready」なデータ環境を実現
データ基盤の次の課題、「意味の統一」に挑む
多くの日本企業がデータ基盤やCDP(カスタマーデータプラットフォーム)を導入しながら、期待した成果を得られていない現状があります。ギックスが2025年に実施した調査では、CDP導入企業の満足度は平均66.5点に留まっています。
この背景には、データが整っていても、そのデータがビジネス上で何を意味するのかの定義が部署や人によって異なる「意味の乖離」があります。例えば「売上」という指標一つとっても、税込か税抜か、返金をどう扱うかなど、統一された定義が必要です。セマンティックレイヤーは、こうした複雑なデータをビジネス共通言語に翻訳し、定義を統一する抽象化レイヤーです。
独自メソッドで「生きた資産」を構築
ギックスは、10年以上にわたり大企業のデータへの「意味づけ」を支援してきたノウハウを基に、独自の「ゾクセイメソッド」を開発しました。このメソッドにより、単にデータを整理するだけでなく、組織内に眠る属人的な「知識」や「知恵」までデータモデルに組み込みます。
同社が構築するセマンティックレイヤーは、一度定義して終わりではなく、市場や顧客環境の変化に合わせて更新される「動的な」設計が特徴です。これにより、データは常にアップデートされ続ける「生きた資産」として活用できるようになります。
生成AI時代の「判断高度化」を支える基盤へ
米調査会社Gartnerは、「2026年までに、分析クエリの40%が自然言語で生成される」と予測しています。生成AIによって、専門家でなくとも誰もが言葉でデータと対話できる時代が来る中で、AIが正しく推論するための前提条件が「意味の整備」です。
ギックスの代表取締役CEO、網野知博氏は「生成AI時代において重要なのは、AIの性能そのものではありません。企業が自らのデータにどれだけ意味を与えられているか、その構造をどこまで整備できているかが、本質的な差になります」と述べています。同社のサービスは、AIがビジネス文脈を誤解なく理解できる「AI-Ready」なデータ基盤の構築を目指します。
Q&A
Q. セマンティックレイヤーとは何ですか?
A. データベース上の複雑な生データを、現場の人間やAIが共通で理解できるビジネス用語に変換し、定義を統一する仕組みです。
Q. 普通のデータ基盤やBIツールとどう違うのですか?
A. データを集計・可視化するツールとは異なり、データそのものの「意味」や「定義」を企業全体で統一し、共通の土台を作ることに焦点を当てています。
Q. どのような企業や部門に役立ちますか?
A. データ基盤はあるが部門間でデータの解釈がバラバラで、生成AIの活用やデータに基づく意思決定が進まない企業の経営層やデータ統括部門に向いています。
関連リンク
- https://cuads.gixo.jp/semantic-layer
- https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2023-10-16-gartner-identifies-the-top-10-strategic-technology-trends-for-2024
- https://cuads.gixo.jp/info/cdp-usage-status-and-challenges
- https://www.gixo.jp/

O!Productニュース編集部からのコメント
売上の定義一つとっても部署でバラバラというのは、多くの企業で実感がある課題です。これを意味の基盤から整えるというアプローチは、地味ですが本質を突いていますね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
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