
無料診療圏調査ツール「Med CATCH」β公開、開業検討の2段階を支援
公開日:
医師・医療法人向けの開業支援を手掛けるグランドアスト株式会社が、診療圏調査ツール「Med CATCH」をβ公開しました。開業を検討する医師が、候補地周辺の人口や推計患者数を手軽に調べられる無料ツールです。同社はすでに医療統計の可視化ツール「Clinic Stats」をβ公開しており、開業検討の初期から候補地絞り込みまで、段階に応じた2つのツールが揃いました。いずれも会員登録不要で利用できます。
ポイント
- 1地図上で地点を選ぶだけで周辺の人口・医療機関・推計患者数を無料で表示
- 2開業検討の初期段階向け「Clinic Stats」と候補地絞り込み後向け「Med CATCH」の2本立て
- 3Med CATCHの対応地域は近畿・中国地方の12府県、Clinic Statsは全国の市区町村に対応
開業検討の段階に応じた2つの無料ツール
開業を検討する際、まず知りたいのは「どの地域でクリニックが増えているのか」「自分の診療科目は全国でどう推移しているのか」といった広い範囲の動向です。候補地が具体的に絞られてくると、今度は「この場所の周辺にどれくらいの患者が見込めるのか」という地点単位の情報が必要になります。グランドアスト株式会社は、コンサルティングの実務経験から、これらの情報を個人で調べるには手間がかかると感じ、それぞれの段階に対応する2つのツールを無料で公開しました。
Clinic Statsで全国のクリニック動向を把握
2026年5月にβ公開された「Clinic Stats」は、厚生労働省の「医療施設調査」をもとに、一般診療所の施設数と増減を可視化するツールです。全国・47都道府県について、直近10年分の開設数・廃止数・純増減を月ごと・年ごとに表示します。また、約1,900市区町村・335二次医療圏の施設数や経年変化、開設者別・診療科目別の集計も可能です。診療科目と地域の状況を広く把握するのに適しています。
Med CATCHで候補地の診療圏を詳細に分析
「Med CATCH」は、近畿・中国地方の12府県を対象に、地図上で地点を選ぶだけで周辺の人口構成や医療機関、診療科目別の推計患者数を調べられます。住所入力や地図のダブルクリックで中心点を指定し、半径500mから5kmの範囲を設定可能です。年代別・男女別の人口や、診療科目別の月間推計患者数、周辺医療機関の施設基準届出状況などが確認できます。推計患者数は公開統計の受療率をもとに算出し、圏内の同科目医療機関数で按分する簡易的な方法を採用しています。
今後の展開
Clinic Statsは2026年8月末のβ解除を目標に、データ検証と表示調整を進めています。年次統計の公表時にはデータ更新を行い、毎月の速報も継続して反映する予定です。Med CATCHもβ版として公開中で、機能や推計値は予告なく変更される場合があります。両ツールとも、利用者からの意見をもとに改善を続けていく方針です。
Q&A
Q. Med CATCHとは何ですか?
A. 地図上で地点を選ぶと、周辺の人口や医療機関、診療科目別の推計患者数がわかる無料の診療圏調査ツールです。
Q. Med CATCHでは具体的に何が調べられますか?
A. 半径500mから5kmの範囲で、年代別・男女別の人口や診療科目別の月間推計患者数、周辺医療機関の施設基準届出状況を確認できます。
Q. Clinic StatsとMed CATCHはどう使い分けるのですか?
A. Clinic Statsで全国のクリニック動向を把握し、候補地域を絞った後に、Med CATCHで具体的な地点の診療圏を詳しく調べます。
関連リンク
- https://medcatch.grandast.co.jp
- https://clinic-stats.grandast.co.jp
- https://medcatch.grandast.co.jp
- https://grandast.co.jp
- https://grandast.co.jp/cmoc/

O!Productニュース編集部からのコメント
開業検討の初期から候補地の絞り込みまで、段階に応じて使える2つの無料ツールが揃ったのは心強いですね。会員登録不要なのも、医師が気軽に試すのにありがたいです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
