
M&Aの担当者不足を解消へ、ハジメバが月額固定のソーシング代行サービスを開始
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株式会社ハジメバは、M&Aを検討する買い手企業向けの新サービス「ハジメバ M&Aソーシング代行」の提供を開始したと発表しました。M&Aの専門担当者がいない企業でも、継続的に案件を検討できる体制づくりを支援する伴走型のアウトソーシングサービスです。
ポイント
- 1M&A方針の設計から初期交渉までを「社外のM&A担当」として伴走支援
- 2成功報酬は発生せず、月額固定報酬で利用できる料金体系
- 3特定の仲介会社に依存せず、買い手側のハブとして中立的に機能
M&Aの「最初の一歩」を仕組みで支える
株式会社ハジメバが、買い手企業向けの「ハジメバ M&Aソーシング代行」の提供を開始しました。このサービスは、M&Aの方針策定から対象企業のリストアップ、初期交渉までを一気通貫で支援するものです。月額固定報酬制を採用し、従来のM&Aアドバイザリーで一般的な成功報酬が発生しない点が大きな特徴となっています。
開発の背景にある「仕組みと人」の不在
近年、M&Aは上場企業だけでなく中堅企業やスタートアップにとっても重要な経営戦略の一つとなっています。一方で、現場からは「何から手をつければ良いか分からない」「日々の業務に追われて時間が割けない」「専任担当者の採用が難しい」といった声が多く聞かれました。ハジメバによると、多くの企業でM&Aが思うように進まないボトルネックは、個別の案件そのものよりも「継続的に案件を発掘・検討する仕組みと人がいないこと」にあるといいます。
従来のFAや仲介会社との違い
本サービスは、買い手企業の「社外M&A担当」として機能することで、この課題解決を目指します。従来のファイナンシャルアドバイザー(FA)やM&A仲介会社とは異なり、M&Aのソーシング(案件発掘)分野に特化。特定の金融機関などに依存せず、複数のチャネルを整理しながら買い手側のハブとして動くことで、中立的な立場からサポートを提供します。
専任担当者がいない企業が対象
サービスの対象は、M&Aを検討する上場企業やスタートアップなど。特に、経営陣や経営企画室がM&Aを兼務しており、専任の担当者がいない、もしくは少ない企業を主なターゲットとしています。サービスローンチを記念し、月額10万円(税別)からの特別プランも用意されているとのことです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
M&Aは売り手探しだけでなく、買い手側にも相応の体制やノウハウが求められます。特にリソースが限られる企業にとって、このサービスはM&A戦略を現実的な選択肢にする「外部の専門チーム」として機能しそうですね。



