
サッポロHD、AIエージェント「exaBase Studio」で店舗の購買分析と施策立案を自動化
公開日:
サッポロホールディングスは、エクサウィザーズのAIエージェント開発プラットフォーム「exaBase Studio」を活用した実証実験を開始しました。グループ店舗の購買データ分析から施策案の生成までをAIエージェントが担います。店舗スタッフが定型業務から解放され、顧客対応など付加価値の高い業務に集中できる環境「With AI」の実現を目指す取り組みです。
ポイント
- 1AIが購買データから20通り以上の分析を実行し、具体的な課題を抽出
- 2分析結果に基づき、新規顧客接点創出などの施策案を自動生成
- 3店舗スタッフは分析業務から解放され、顧客体験向上に注力可能に
背景と目的
サッポロホールディングスは中期経営計画でDXを重点活動に掲げています。グループ企業のサッポロライオンでは、店長が購買データを基に効果的な施策を構築することが課題となっていました。この課題解決のため、複雑なデータ分析を平準化し、分析から施策提案までを自動化できる「exaBase Studio」の試験導入に至りました。
AIエージェントによる具体的な分析と提案
実証実験は、サッポロライオンの「銀座ライオン渋谷マークシティ店」で3月16日から開始されています。AIエージェントは、購買データや会員データに加え、出店エリア情報などもインプット。混雑時間帯や価格帯分布、バスケット分析など20通り以上の分析を実行しました。
分析からは、「平日のアイドルタイムにおける集客力」や「特定価格帯のメニュー空白」、「若年層の会員化率」などの課題が抽出されました。AIエージェントはこれらの課題を基に、「平日アイドルタイムの新規顧客接点創出施策」や「若年層向け体験型施策」、「新規会員獲得を促すメニュー提案」といった具体的な施策案を生成しています。
関係者のコメントと今後の展望
サッポロホールディングスDX企画部の森本精太氏は、「定型的なデータ分析をAIエージェントに委ねることで、店舗スタッフが顧客体験向上に注力できる環境づくりの検証を開始できた」と述べています。
エクサウィザーズは今後、「exaBase Studio」の分析エージェントに、自律的な分析処理機能を追加する予定です。定型分析の自動化に加え、結果に応じた深掘り分析までAIが代替することで、さらなる業務効率化を実現します。必要な場面では人が介入して追加指示を行える設計により、人とAIの協働を可能にします。
Q&A
Q. exaBase Studioとは何ですか?
A. エクサウィザーズが提供する、社内データと接続してAIエージェントを開発・運用できるプラットフォームです。業務の自動化を支援します。
Q. 今回の取り組みで、店舗スタッフの業務はどう変わりますか?
A. これまで店長が行っていた購買データの分析や施策立案といった定型業務をAIが担うため、スタッフは顧客との接点創出など、より付加価値の高い業務に時間を割けるようになります。
Q. 分析はどのくらいの種類をしているのですか?
A. 混雑時間帯や価格帯分布、バスケット分析など、20通り以上の分析をAIエージェントが実行しています。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
購買データから課題を抽出するだけでなく、その解決策となる施策案まで自動で提案してくれる点が実用的です。飲食店の店長やエリアマネージャーの業務負荷軽減に直接つながりそうですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
公式SNSは以下からフォローできます。
・X:https://x.com/o_product
・Facebook:https://www.facebook.com/oproduct.jp
・LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/oproduct/


関連ニュース

GROWTH VERSE、マーケ業務を自律化する「AIMSTAR AGENT」提供開始

マネーフォワード、Salesforce向け債権管理にAIエージェント「未入金回収サポート」を追加

スパイスコード、自律思考型AIエージェントプラットフォーム「ロカルメ・オーダー」を提供開始

NVIDIA、AIエージェント基盤「OpenClaw」向けに「NemoClaw」を発表

Manus、AIエージェントがローカルPCを操作できる「My Computer」機能を発表

ナレッジワークX、営業資料を自動作成するAIエージェントを提供開始

Genspark、複数業務をAIが実行する「Genspark Claw」を法人向けに提供開始

FCEとPKSHA Technology、「ロボパット AI Agent Studio」を共同開発

Spark+のAIエージェント「ORION」、東武トップツアーズに導入












