
アバント、AVANT Compassに資本コスト他社比較機能を追加
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株式会社アバントは、野村證券株式会社と共同開発している企業価値分析クラウド「AVANT Compass Powered by NOMURA」に、資本コスト他社比較機能を2026年8月より追加しました。上場企業の経営層やIR担当者は、自社の資本コストを同業他社と比較できるようになります。資本コストは単一の正解がないため、妥当性の判断が難しく、企業価値評価の課題となっていました。本機能は、多面的な検討を通じて、より説得力のある経営判断や開示を支援します。
ポイント
- 1アバントが野村證券と共同開発したAVANT Compassに資本コスト比較機能を追加
- 2CAPMと益利回りで推計した自社と同業他社の資本コストを一覧・時系列で比較可能
- 3企業価値評価UIを改善し、資本コスト水準の理論的な検討を支援
資本コスト他社比較機能の概要
株式会社アバントは2026年8月、企業価値分析クラウド「AVANT Compass Powered by NOMURA」に資本コスト他社比較機能を追加しました。このクラウドは野村證券株式会社と共同開発しており、上場企業の経営層や経営企画、IR、財務の担当者が利用します。新機能では、一般的な推計方法であるCAPMと、株価と予想利益に基づく益利回りの両方で、自社と同業他社の資本コストを比較できます。これにより、経済的付加価値であるEPや企業価値評価の前提となる資本コストを、多面的に検討できるようになります。
機能追加の背景
東京証券取引所は「資本コストや株価を意識した経営」を重視しており、上場企業には資本コストや資本収益性、市場評価の変化を継続的に分析・評価し、投資家との対話を通じて企業価値向上の取り組みを深めることが求められています。また、2026年7月に経済産業省が公表した「成長投資ガイダンス」では、ROEやROICに加えて、資本コスト控除後の経済的付加価値であるEPも重要な指標として着目されています。一方で、資本コストは金融市場や自社の株価、業績見通しなどに応じて変動し、単一の正解がないため、特定の推計方法による値の妥当性を判断しづらいという課題がありました。
3つの特長
新機能には3つの特長があります。1つ目は、CAPMや益利回りで推計した自社と同業他社の資本コストを一覧で比較できる点です。自社の水準を相対的に把握し、事業計画の策定や経営判断、適時開示、投資家との対話の土台を整えます。2つ目は、資本コストを時系列で比較できる点です。上昇や低下が自社特有のものか、市場や業界全体の変化によるものかを整理でき、継続的なモニタリングや開示資料の更新に役立ちます。3つ目は、企業価値評価のUIを改善した点です。資本コストの水準をコーポレート・ファイナンス理論から確認・検討しやすくなり、自社の資本コストへの理解を深められます。
AVANT Compassと今後の展開
AVANT Compassは、株式市場における自社の立ち位置や投資家目線の評価を分析・モニタリングできるソフトウェアです。資本コスト分析や企業価値評価などのコーポレートファイナンス理論に基づいたノウハウとデータを保持しており、分析手順に従うだけで資本コスト算出やROE分解、PER改善を意識した計画立案などができます。株式会社アバントは今後も機能拡充を進め、上場企業が企業価値・資本コスト・市場評価を意思決定に活用できる環境を提供していくとしています。
Q&A
Q. 資本コスト他社比較機能とは何ですか?
A. 自社と同業他社の資本コストをCAPMや益利回りで推計し、一覧や時系列で比較できるAVANT Compassの新機能です。
Q. この機能は誰のためのものですか?
A. 上場企業の経営層や経営企画、IR、財務の担当者向けで、資本コストの妥当性検討や開示、投資家対話に役立ちます。
Q. 資本コストを他社と比較すると何が分かりますか?
A. 自社の資本コストが業界内でどの程度の水準か、また変動が自社特有か市場全体の影響かを把握できます。
関連リンク
- AVANT Compassの詳細を見る
- https://www.avantcorp.com/
- https://www.avantgroup.com/
- https://www.avantcorp.com/news/2026/08/20/30986/

O!Productニュース編集部からのコメント
CAPMと益利回りの両方で他社と比較できるのは心強いですね。IR担当が資本コストの妥当性を説明する材料になりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
