
AIスクール「.Pro」、法人向け生成AI研修を開始 助成金活用で1人約7万円から
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Python・AI専門スクール「.Pro」を運営する株式会社D-ingは、法人向け生成AI研修サービス「.Pro AI研修」を本格的に開始すると発表しました。企業のDX推進が加速する中、多くの企業が抱えるAI人材育成の課題に対応するサービスです。人材開発支援助成金を活用することで、1人あたり実質約7万円という低コストで導入できる点を特徴としています。
ポイント
- 1業種・部門ごとの業務課題に合わせたカリキュラムを個別に設計
- 2複数のAIツールを組み合わせ、翌日から実務で使える実践的な内容
- 3人材開発支援助成金の活用で、研修費用を最大78.5%削減可能
企業の課題に寄り添う「オーダーメイド型」研修
株式会社D-ingが新たに開始した「.Pro AI研修」は、7年以上にわたるAI教育の実績を活かした法人向けの研修サービスです。多くの企業が直面する「画一的な研修では自社の業務に活かせない」「部署ごとに必要なスキルが違う」といった課題に対し、研修前のヒアリングを通じて各社の業務課題に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを設計します。
実践重視で「明日から使える」スキルを習得
本研修は、単なる座学にとどまりません。ChatGPTやClaude、Geminiといった複数のAIツールを使い分けるワークショップ形式で、実務を想定したスキルを習得できます。商社や製造業、ITサービス業など、業界特有の課題に対応した内容で、研修翌日から業務改善に直結する実践的なノウハウを提供することを目指しています。
助成金活用で導入ハードルを低減
大きな特徴の一つが、費用の負担軽減です。人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)を活用することで、1人あたり33万円(税込)の研修費用が、実質約7万500円(税込)まで削減できます。同社は助成金の申請準備から提出まで一貫してサポートするため、初めて制度を利用する企業でも安心して導入を進められるとしています。
研修は全12時間(2時間×6回)で、全国どこからでも受講可能なオンライン形式で実施されます。D-ingは今後、業種特化型のカリキュラムをさらに拡充し、2027年3月までに累計100社以上の法人研修実施を目指す方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
画一的なAI研修が多い中、業務課題のヒアリングから始めるアプローチは魅力的ですね。助成金で導入ハードルも下がっているため「研修は受けたけど、実務で使えない」という多くの企業が抱える悩みを解消する一手として期待されます。


















