
ログリー、決裁者に直接届ける「ウルテク広告」を開始。BtoB広告の無駄打ちを削減
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ログリー株式会社は11月26日、BtoBに特化した広告配信サービス「ウルテク広告」の提供を開始したと発表しました。同社が提供するアカウントインテリジェンスツール「ウルテク」の独自データを活用し、BtoB広告で課題となりがちな「ターゲット精度の低さ」や「リードの質の低さ」の解決を目指します。
ポイント
- 1「部署・役職」を指定し、決裁者層へ直接広告を配信
- 2手持ちの営業リストをそのまま広告のターゲットとして活用可能
- 3ツール契約は不要で、広告配信のみを最低10万円からスポット利用できる
狙った企業の「決裁者」に直接アプローチ
「ウルテク広告」は、ログリーが保有する企業データやユーザーの行動データを基に、ターゲットを詳細に設定できる広告配信サービスです。従来の広告が「掲載面」を対象としていたのに対し、本サービスでは「人(オーディエンス)」に焦点を当てます。具体的には、「製造業の部長クラス」といった部署や役職、企業名、業種などでターゲットを絞り込み、Meta広告やYahoo!広告などの主要媒体へピンポイントに広告を配信。これにより、商談につながりにくい層への無駄な広告費を削減し、決裁権を持つ担当者へ効率的にアプローチできるとしています。
営業リストを広告に活用し、営業活動を後押し
本サービスの大きな特徴の一つが、企業が保有する新規営業リストをそのまま広告のターゲットとして活用できる点です。リストをインポートするだけで、対象となる企業や担当者に向けて広告を配信できます。テレアポや商談を行う前に広告で製品やサービスを認知させておくことで、営業活動全体の成功率を高める効果が期待されます。
ツール契約不要で、手軽にスタート可能
「ウルテク広告」は、アカウントインテリジェンスツール「ウルテク」の月額契約をしていなくても、広告配信サービス単体で利用できます。初期費用や月額固定費は不要で、最低出稿金額10万円からと、広告代理店に依頼するような感覚で手軽に始められるのが魅力です。「特定のキャンペーンで効果を試したい」といったニーズにも柔軟に対応します。
ログリーによると、今後はAIが有望なターゲット層を自動で提案する機能や、Webサイト上のポップアップと広告を連動させる機能などの実装を予定しているとのこと。流入から施策実行までをシームレスにつなぎ、BtoB企業の売上拡大に貢献するマーケティングインフラを目指すとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
営業リストをそのまま広告に使えるのは、営業とマーケの連携を加速させそうですね。ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)の実践において、より手軽で強力な選択肢となりそうです。



