
株式会社じげん、ログ解析AIエージェント『LogEater』で調査時間を20分の1に短縮
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ログスペクト株式会社は27日、同社が提供する生成AIを活用したセキュリティログ調査プラットフォーム「LogEater」が、株式会社じげんに導入されたと発表しました。じげん社はAWSやGoogle Cloudなど複数のクラウド環境を利用しており、ログ分析の専門人材が不足する中での効率的なログ活用が課題でした。導入により、調査時間の大幅な短縮と、人では見逃しがちなリスクの発見が可能になったとしています。
ポイント
- 1専門家不在でも、AIがログを自動解析し調査時間を10時間から30分に短縮
- 2膨大なログからAIが自発的に不審なイベントを検出、未検知の脅威を発見
- 3ログ基盤の構築が不要で、マルチクラウド環境でも手軽に運用開始できる
導入の背景と選定理由
株式会社じげんは、求人や住まいなど40以上のWebサービスを展開する企業です。AWSやGoogle Cloudなど複数のクラウド環境を利用していますが、ログの保管体制や分析ルールが整っておらず、専門人材も不足していました。限られたリソースでログ活用体制を構築することが喫緊の課題となっていました。
こうした中で「LogEater」を選定した理由は、主に3点です。まず、ログスペクト社によるコンサルティング支援があり、専門家不在でもロードマップ策定から伴走してもらえる点が安心材料でした。次に、AWS S3バケットにログを置くだけでAIが自動で取り込むため、複雑なログ基盤の構築が不要な手軽さです。さらに、自前で基盤を構築したり専門家を採用したりするコストがかからない、高いコストパフォーマンスも決め手となりました。
具体的な導入効果
導入により、具体的な成果が得られています。従来、データ解析の有識者がSQLクエリを設計して行う調査には約10時間かかっていました。同じ調査を「LogEater」のAIエージェントが行うと、約30分で完了しました。作業時間が約20分の1に短縮され、インシデント発生時の初動対応の迅速化にもつながっています。
また、AIが膨大なログから不審なイベントを自発的に検出する機能により、これまで見逃されていたリスクが発見されました。具体的には、EC2インスタンスに古いアクセスキーが残っていた設定不備や、海外からの不正アクセスと思われるパターンなどです。セキュリティ監視だけでなく、クラウド環境のガバナンス確認にも活用されています。
株式会社じげんの開発ユニット長である永井達也氏は、「AIが出力するレポートの精度と網羅性は、人間の対応を凌駕するレベルにあり驚いている」とコメントしています。専門家がいなくてもAIが不審な挙動を検知・分析してくれる点に価値を感じていると述べました。
Q&A
Q. LogEaterとは何ですか?
A. クラウド環境のログを自動で取り込み、AIが分析や不審なイベントの検出を行うセキュリティログ調査プラットフォームです。
Q. 従来のログ分析ツールと何が違う?
A. 複雑なログ基盤やパイプラインの構築が不要で、ログを保管するだけでAIが自動的に分析を開始できる点が大きな違いです。
Q. どのような企業に向いていますか?
A. AWSやGoogle Cloudを利用しているが、ログ分析の専門家がいない、または限られた予算でログ監視を始めたい企業に適しています。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
専門家が10時間かけて行う調査をAIが30分で終わらせるという実績は説得力があります。クラウド利用が当たり前になっている今、セキュリティ担当者の負荷軽減に直接効きそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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