
APIで帳票機能を外部化、インフォテックが「Create!Form Cloud」を提供開始
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インフォテック株式会社は2025年12月3日、企業の基幹システムなどと連携し、高品質な帳票を出力できる新サービス「Create!Form Cloud」の提供を開始しました。このサービスは、様々なシステムとAPIで連携することで帳票機能を外部化し、開発や運用のコスト削減に貢献するクラウド帳票サービスです。
ポイント
- 1企業の既存システムとAPI連携し、帳票機能を外部サービスとして利用可能に
- 2パッケージ版の強みである「自由度の高い設計」とクラウドの「サーバーレス運用」を両立
- 3国内データセンターで運用、通信の暗号化など企業利用を想定したセキュリティ対策
インフォテックが提供を開始した「Create!Form Cloud」は、企業が利用するクラウドサービスやオンプレミス環境の業務システムとAPIを通じて連携し、サーバーレスで帳票を出力できる新しいクラウドサービスです。PDFおよびExcel形式での出力に対応しています。
このサービスは、同社のパッケージ版帳票ツール「Create!Form」で評価の高かった、自由度の高いレイアウト設計や高精細な表現力をそのまま継承。それに加え、クラウドならではのサーバー管理が不要な運用や、利用量に応じたスケーラブルな自動拡張といった利点を備えているのが特徴です。
導入の仕組みはシンプルで、専用ツールで作成した帳票レイアウトをクラウド環境にアップロードし、業務システムからWeb APIで出力をリクエストするだけで利用できます。また、既存のパッケージ版で作成した帳票データも、そのままクラウド版で利用できるため、スムーズな移行が可能だとしています。
セキュリティ面では、信頼性の高い国内データセンターでの運用、通信の暗号化、監査ログの取得といった対策を講じており、企業システムとの連携を前提とした安全性を確保しています。料金プランは、年間の出力枚数に応じたシンプルな体系で、小規模な利用から大規模な運用まで幅広く対応するとのことです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
DX推進の中で、バックオフィス業務のシステム連携は重要な課題です。APIで帳票機能を柔軟に組み込めるサービスは、開発のスピードとコスト効率を両立させる一手になりそうですね。




