Hakuhodo DY ONE、検索広告の不正を断つ新サービス「Vantage Core」を提供開始
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Hakuhodo DY ONE、検索広告の不正を断つ新サービス「Vantage Core」を提供開始

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株式会社Hakuhodo DY ONEは、検索連動型広告におけるアドフラウド(広告費の不正搾取)対策を強化する新ソリューション「Vantage Core」の提供を開始しました。サイバーセキュリティ企業のSpider Labsが提供する「Spider AF」を活用し、深刻化する不正広告問題に対応。総務省が公表した「デジタル広告ガイダンス」にも準拠し、広告の品質と費用対効果の最大化を目指します。

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ポイント

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    年間約1,510億円に上る国内のアドフラウド被害と、総務省のガイダンス公表が背景
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    Spider Labs社の「Spider AF」を活用し、不正なクリックを高精度で検知・自動ブロック
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    検索広告だけでなくSNS広告にも対応し、ブランド価値を守る機能も搭載

株式会社Hakuhodo DY ONEは、検索連動型広告に特化したアドフラウド対策ソリューション「Vantage Core」の提供を開始したことを発表しました。デジタル広告市場では、不正なクリックなどで広告費を搾取するアドフラウドが深刻化しており、日本国内の推定被害額は年間約1,510億円に達するとも言われています。

こうした状況を受け、総務省は2025年6月に「デジタル広告ガイダンス」を公表。広告主や広告会社に対し、広告品質の維持・向上と透明性の確保を明確に求めるようになりました。今回の「Vantage Core」は、こうした国の動きにも対応するサービスとして開発されました。

このソリューションの中核を担うのは、株式会社Spider Labsが提供するアドフラウド対策ツール「Spider AF」です。独自の機械学習アルゴリズムにより、不正なトラフィックを高精度で検知し、自動的にブロックします。これにより、無駄な広告費の発生を防ぎ、広告主の投資効果を最大化させることが可能になります。

「Vantage Core」の強みは、検索広告だけでなく、X(旧Twitter)やMeta、TikTokといった主要なSNS広告のアドフラウド対策にも対応している点です。また、不適切なサイトへの広告掲載を自動で除外するブランドセーフティ機能も搭載しており、企業のブランド価値を守ります。同社は現状分析から導入支援、モニタリング、コンサルティングまで一気通貫で提供し、企業の広告管理体制の強化を多角的に支援する方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

アドフラウド対策はもはや専門部署だけの話ではありませんね。総務省の指針も出て、経営課題の一つとなりそうです。自社の広告費が正しく使われているか、見直す良い機会かもしれません。

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