
小売業界の属人知を超える「AIエージェント×AXフォーラム」を11/20開催
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AIやデータの利活用を支援するAIデータ株式会社は、小売業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)をテーマにした「AIエージェント×AXフォーラムNov.~小売〜」を、11月20日に大手町の日経カンファレンスルームにてハイブリッド形式で開催すると発表しました。店長やバイヤーの経験と勘に頼りがちな現場の意思決定を、AIでいかに支援し、組織全体の競争力に繋げるかを探ります。
ポイント
- 1小売業特有の「属人知・データ分散」といった課題解決がテーマ
- 2リテールAI協会や先進企業が登壇し、実践的な事例を紹介
- 3生成AIとデータ統合がもたらす「次世代の現場DX」の形を探る
AIが現場の「経験と勘」を支える時代へ
多くの小売企業では、POSや在庫、販促といったデータが別々のシステムで管理され、有効活用しきれていない現状があります。その結果、値引きや発注などの意思決定が店長やバイヤー個人の経験則に依存し、在庫ロスや機会損失につながるケースも少なくありません。
今回のフォーラムは、こうした「属人知・データ分散・全体最適不在」という小売業界特有の構造的課題に焦点を当てます。生成AIとデータ統合技術を活用し、現場の判断を支援する「AIエージェント」がもたらすAX(AI Transformation)の可能性について、具体的な事例を交えながら議論を深めることを目的としています。
業界のキーパーソンから学ぶ「実践的DX」
当日は、AOSグループ代表の佐々木隆仁氏による基調講演「AIが支える“現場DX”の新時代」を皮切りに、多彩なセッションが予定されています。
一般社団法人リテールAI協会の林拓人氏は、成功事例だけでなく試行錯誤の過程も含めたリアルな「泥臭いDX」の重要性を語ります。また、AIデータ社の志田大輔CTOは、顧客行動や在庫、天候といった多様なデータをAIがどう繋ぎ、現場の意思決定を変革するのか、技術的な側面から解説する予定です。
開催概要
フォーラムは2025年11月20日(木)14時から、日経ホール&カンファレンスルームでの現地参加とオンライン配信のハイブリッド形式で実施されます。対象は、小売業界の経営者やDX・AI活用推進の担当者など。会場参加者には、登壇者との交流タイムや、小売業界向けのプロンプト集といった限定特典も用意されています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
DXの次の潮流として「AX(AI Transformation)」が注目されていますね。ベテランの経験や勘をAIがどう拡張し、組織全体の力に変えていくのか。その具体的な道筋が見える貴重な機会となりそうです。

















