1億超のドコモデータを活用、D2Cが顧客行動を可視化する「ジャーニー分析」を開始
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1億超のドコモデータを活用、D2Cが顧客行動を可視化する「ジャーニー分析」を開始

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株式会社D2Cは、NTTドコモが保有する1億超の会員データを活用し、顧客が購買に至るまでの一連の行動を可視化する新サービス「docomo data squareジャーニー分析」の提供を開始しました。オンラインとオフラインで分断されがちだった顧客行動を統合的に分析することで、広告主のより効果的なマーケティング施策を支援します。

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ポイント

  • 1
    1億超のdポイントクラブ会員を基盤にしたドコモデータを活用
  • 2
    オンラインとオフラインを横断した顧客行動の「ジャーニー」を可視化
  • 3
    広告やCRMなど、マーケティング全体のコミュニケーション設計を最適化

オンライン・オフラインの壁を越える顧客分析

D2Cが提供を開始した「docomo data squareジャーニー分析」は、NTTドコモの巨大なデータ基盤を活用する広告主向けの分析メニューです。最大の特長は、dアカウントに紐づく多様なデータを活用し、これまで分断されがちだったオンライン上の行動と、実店舗での購買といったオフラインの行動を統合して分析できる点にあります。

複雑化する購買行動の「なぜ」を解明

現代の消費者は、Web広告やSNS、アプリなど複数のチャネルを複雑に行き来して購買を決定します。そのため、広告主にとっては顧客一人ひとりの行動を「点」ではなく「線」で捉えることが重要になっていました。しかし、従来の分析手法ではデータの分断が障壁となり、顧客がどのような経緯で購買に至ったのか、その全体像を正確に把握することは困難でした。

実行動データで、より精度の高いインサイトを

本サービスでは、性別や年齢といった属性データに加え、キャリアならではの位置情報や購買履歴といった実行動データを活用します。これらのデータを単一のIDで管理することで、対象ユーザーの中長期的な行動を一連の「ジャーニー」として可視化することが可能になります。これにより、広告主は「いつ、どこで、何をきっかけに購買を決断したか」といった、より深い顧客インサイトを得ることができます。

D2Cによれば、この分析を通じて広告予算の最適化やクリエイティブの改善、CRMの高度化など、マーケティングにおけるコミュニケーション設計全体の最適化が期待できるとのことです。同社は今後も、ドコモデータを活用した広告商品の開発を通じて、広告主の多様なニーズに応えていく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

Cookieレス時代を見据え、キャリアが持つ大規模なデータの価値がますます高まっていますね。オンラインとオフラインを横断した分析は、顧客理解の精度を格段に引き上げ、よりパーソナライズされた体験提供の鍵となりそうです。

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