
ラクスル、固定費ゼロの新決済「ラクスルPay」を提供開始。スマホで手軽にオンライン販売
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印刷・集客支援のプラットフォームを運営するラクスルは、個人や中小事業者向けの新しい決済プラットフォーム「ラクスルPay」の提供を開始しました。初期費用や月額費用が一切かからず、スマートフォンひとつで簡単にオンライン販売を始められるのが特徴で、デジタル化に課題を抱える事業者の参入障壁を下げることを目指しています。
ポイント
- 1売れるまで費用がかからない、初期・月額費用ゼロの料金体系
- 2スマートフォンひとつで最短10分で販売ページを作成できる手軽さ
- 3業界最安水準となる決済・サービス手数料5%を実現
ラクスル株式会社が発表した「ラクスルPay」は、「安い、カンタン、リスクがない」をコンセプトに掲げた新しい決済サービスです。最大の特長は、商品が売れるまで一切費用が発生しない料金体系。初期費用・月額費用は無料で、かかるのは販売時の決済・サービス手数料5%のみとなっており、オンライン販売に初めて挑戦する事業者でもリスクなく始められる設計です。
このサービスは、スマートフォンだけで販売ページの作成から決済機能の設定まで、最短10分で完結できる手軽さも売りです。これまで「PC操作が前提で難しい」「設定が複雑」といった理由でEC化をためらっていた事業者にとって、参入のハードルを大きく下げるものとなりそうです。決済基盤には、グループ会社ペライチの実績あるシステムが採用されています。
ラクスルによると、同社の累計登録ユーザー300万超の現場課題から、今回のサービス開発に至ったとのことです。SNSでの物販やオンラインスクール、ハウスクリーニングのような訪問サービスでのその場決済など、幅広いシーンでの活用が想定されています。
今後は、料金を事前に徴収できる「事前決済機能」や、AIがショップ作成をアシストする機能、販売ページのカスタマイズ機能などのアップデートも予定されています。ラクスルは、デジタルが苦手な方でも安心して挑戦できる環境を提供することで、スモールビジネスの成長を支援していく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
決済サービスは競争が激しいですが、ラクスルが抱える300万超の事業者ユーザー基盤があるのは大きな強みとなりそうです。これまでデジタル化に二の足を踏んでいた層をどれだけ取り込めるか、今後の展開に注目したいです。


