
顔認証で不正防止、オンライン研修の新サービス登場
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企業の人材教育支援を手がける株式会社プロシーズが、オンライン研修に特化した定額制ライブ配信サービス「P-Live」の提供を開始しました。テレワークの普及でオンライン研修が一般化する一方、「受講者が本当に集中しているか分からない」「出欠管理が煩雑」といった運営側の課題も浮き彫りになっています。
新サービス「P-Live」は、こうした現場の悩みに応えるために開発されました。学習管理システム(LMS)と連携し、受講者の出欠状況を自動で記録。さらに顔認証機能によって、なりすましや離席といった不正受講を防ぐ仕組みも備えています。
ポイント
- 1顔認証やモニタリング機能で、なりすましや離席を防止
- 2LMS連携で出欠管理を自動化し、運営の手間を大幅に削減
- 3定額制でライブ配信し放題、コストを気にせず研修を実施可能
研修管理の「見えない」を解決
株式会社プロシーズが新たにリリースした「P-Live」は、従来のeラーニングが抱えていた課題の解決を目指すサービスです。オンライン研修では、誰が、どのような環境で受講しているのかを正確に把握することが難しく、学習効果の測定にも限界がありました。
「P-Live」は、同社が提供する学習管理システム「LearningWare」と連携することで、ライブ講義への出席・欠席、遅刻・途中退出といった状況を自動で記録。管理画面で一元的に把握できるため、運営側の負担を大きく軽減します。出席者や欠席者への連絡もシステム上からスムーズに行えます。
顔認証で厳格な受講管理を実現
このサービスの大きな特徴が、不正受講を防ぐための顔認証機能です。あらかじめ登録した顔写真と照合することで、なりすましを防止。講義中は受講者の顔が常にワイプで表示されるため、安易な離席も防ぎ、緊張感のある学習環境を維持します。講師側からは受講者全員の映像や音声を確認できるモニタリング機能も提供され、参加者の反応を見ながら講義を進めることが可能です。
効果的な学習サイクルを設計
機能は管理面の強化だけではありません。eラーニング教材での予習、リアルタイムのライブ講義、録画された講義での復習、そして確認テストまで、一貫した学習サイクルを設計できます。ライブ講義は録画して後から視聴できるため、欠席者のフォローや反復学習にも役立ち、学習内容の定着を支援する仕組みが整っています。料金体系は定額制で、コストを気にせず何度でもライブ配信を実施できる点も魅力です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
オンライン研修の「ちゃんと聞いているか分からない問題」に、顔認証というテクノロジーで切り込んだ興味深いサービスです。特に、修了が必須となる資格研修など、厳格な受講管理が求められる場面で真価を発揮しそうですね。