
寺田倉庫、法人向け「minikura for business」開始。オフィス資産を宅配で倉庫へ
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寺田倉庫は、個人向けに展開してきた宅配型トランクルーム「minikura」の法人向けサービスとして、「minikura for business」の提供を2025年11月6日より開始しました。オフィスのスペース問題や、備品・販促物などの管理に悩む企業の課題解決を目指します。
ポイント
- 1オフィスでかさばる備品や販促物を、宅配便を使って倉庫に預けられる
- 2預けたアイテムはWeb上で写真管理でき、取り出しもオンラインで完結
- 3用途に応じて選べる「スペース保管」と「吊り保管」の2つの料金プラン
オフィス資産を外部保管し、管理を効率化
寺田倉庫が新たに開始した「minikura for business」は、スペース単位で倉庫を柔軟に利用できる法人向けのトランクルームサービスです。オフィスを圧迫しがちな備品、イベント用の販促物、長期保管が必要な制作サンプルなどを、宅配便で手軽に預けることができます。保管先は、同社が長年培ってきたノウハウを活かした温度・湿度管理の行き届いた倉庫です。
Webで完結する手軽さと、選べる2つのプラン
このサービスの大きな特徴は、管理の手軽さにあります。預けたアイテムは1点ずつ写真撮影され、Web上の管理画面からいつでも確認可能。展示会やイベント会場など、必要な場所へ直接配送する手続きもオンラインで完結するため、管理業務の負担を大幅に軽減できるとしています。
プランは、預けたいアイテムに応じて選べる2種類を用意。「スペース保管プラン」は、段ボール約20箱分のスペースに備品やイベント資材などを保管でき、月額6,600円(税込)から利用可能です。一方、「吊り保管プラン」は、アパレルのサンプル品や撮影用衣装などをハンガーに吊るした状態で約40着保管でき、月額3,300円(税込)からとなっています。
働き方の変化がもたらす保管ニーズに対応
先行導入した株式会社シナモンからは、「都心で倉庫を借りるよりリーズナブル」「イベント会場に直接資材を送れる点がメリット」「寺田倉庫運営の安心感がある」といった声が寄せられています。地価の上昇や働き方の多様化が進む中で、ワークスペースの有効活用や資産管理の効率化といった企業のニーズに応えるサービスとなりそうです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
個人向けで実績のあるminikuraの法人展開ですね。オフィスのあり方が多様化する中、備品や販促物の置き場に困る企業は少なくないはずです。必要な時に必要な場所に直送できる利便性は、特にイベント担当者などには魅力的に映りそうです。
