CTC、製造業のPLM構築を迅速に。ローコード開発基盤「Mendix」提供へ
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CTC、製造業のPLM構築を迅速に。ローコード開発基盤「Mendix」提供へ

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は、シーメンス社のローコード開発プラットフォーム「Mendix」の取り扱いを開始すると発表しました。製造業に特化した豊富な機能を備え、既存システムと柔軟に連携させることで、企業の製品ライフサイクル管理(PLM)の最適化とデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援します。

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ポイント

  • 1
    プログラミング知識がなくても、現場主導で業務アプリを開発可能
  • 2
    CADやIoTなど既存システムと柔軟に連携し、PLMを最適化
  • 3
    製造業に特化したテンプレートやモジュールを豊富に用意

現場主導のDXで競争力を強化

CTCが提供を開始する「Mendix」は、プログラミングの専門知識がなくても、直感的な操作で業務アプリケーションを開発できるローコードプラットフォームです。製品ライフサイクルの短縮化やサプライチェーンの複雑化が進む製造業において、開発から市場投入までのスピードと情報連携は競争力を左右する重要な要素となっています。

レガシーシステムの課題を解決

多くの企業では、既存のレガシーシステムが柔軟性や拡張性に欠け、PLMとの連携やビジネス要件の変更に迅速に対応できないという課題を抱えていました。Mendixは、こうした課題に対し、現場の業務フローや要望に応じたアプリケーションを短期間で開発するソリューションを提供します。

既存システムと連携し、迅速な開発を実現

Mendixは、製造業向けに最適化されたテンプレートやモジュールを備えているのが特徴です。既存のPLMやCAD、IoTシステムとの連携が容易なほか、製造現場で使われるバーコードスキャナやラベルプリンタといったツールとも接続できます。これにより、業務データをリアルタイムでアプリケーションに取り込み、現場の状況に即した開発が可能になります。

CTCは、長年にわたりシーメンス社のエンジニアリングソリューションを提供してきた実績を活かし、業務アプリケーション分野での支援を拡大。Mendixの提供を通じて、今後3年間で10億円の売上を目指すとしています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

現場の「ちょっとした不便」を自分たちで解決できるツールは、DXの裾野を広げる起爆剤になりそうです。CTCが持つ製造業への長年の知見が、このプラットフォームの導入でどう活かされるのか注目ですね。

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