
Agoop、地域交通の再編を支援する新レイヤを「コンプレノ」に追加
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ソフトバンクの子会社である株式会社Agoopは、人の流れを動画で比較・分析できる「コンプレノ」に新機能を追加しました。2026年9月14日から「公共交通徒歩圏」と「交通機関」の2つのレイヤを利用できます。人口減少や運転手不足でバス路線が縮小する中、公共交通空白地域の増加が課題となっています。この新機能は、自治体や交通事業者が地域交通の現状を把握し、再編を検討するためのデータを提供します。
ポイント
- 1駅やバス停までの徒歩距離に応じて対象地域を3段階で可視化
- 2高齢者などを想定した歩行速度60m/分の判定基準に切り替え可能
- 3全国のバス路線・鉄道を表示し、徒歩圏との位置関係を直感的に把握
開発の背景
近年、人口減少や運転手不足に伴うバス路線の縮小などにより、日常の移動が困難となる「公共交通空白地域」の増加が深刻な社会問題となっています。自治体や交通事業者は、地域住民の移動手段を確保し、持続可能な公共交通ネットワークを再構築することが急務です。Agoopはこうした課題に対応するため、地域交通の現状把握と見直しをデータで支援する新たな地図レイヤを追加しました。
公共交通徒歩圏レイヤの機能
「公共交通徒歩圏」レイヤでは、駅やバス停までの道路に沿った徒歩距離に応じて、対象地域を「駅圏内」「バス停圏内」「駅・バス停圏外」の3段階で区分します。125mメッシュまたは50mメッシュで地図上に可視化されます。利用者の特性に合わせて、徒歩距離の判定基準となる歩行速度を一般向けの80m/分と、高齢者などを想定した60m/分から切り替えられます。Agoopが提供する人流データと組み合わせることで、実態に即したバス路線の再編や新たな交通サービスの導入検討に役立てられます。
交通機関レイヤの機能
「交通機関」レイヤは、バスと鉄道の情報を表示します。全国のバス路線・バス停および鉄道線路・駅を地図上で確認できます。「公共交通徒歩圏」との位置関係を直感的に把握することが可能です。これにより、既存の交通網と徒歩圏の重なりや空白地帯を一目で確認できます。
利用上の注意事項
「駅圏内」「バス停圏内」「駅・バス停圏外」の判定は、国土交通省の資料を参考にAgoop独自のロジックで行っています。歩行速度は目安であり、実際の道路の勾配や信号待ちなどは考慮していません。本レイヤは所定の時点で整備されたデータに基づくため、表示内容が実際の状況と異なる場合があります。詳細な検討には現地の状況や各交通機関、公的機関の情報も併せて確認する必要があります。また、ベースマップにOpenStreetMapや地理院地図などを使用している場合に利用できます。
コンプレノについて
「コンプレノ」は、日本全国どこでも指定した施設や観光地などへの人の流れや、市区町村内での人の動きを動画で可視化するサービスです。出店戦略の策定や都市開発、観光、防災など、幅広い分野での意思決定を支援しています。Agoopは、同意を得たユーザーのスマホアプリから収集した位置情報データを秘匿加工した上で提供しており、これまでにさまざまな企業や自治体の支援を行ってきました。
Q&A
Q. 公共交通徒歩圏レイヤとは何ですか?
A. 駅やバス停までの徒歩距離に応じて、地域を「駅圏内」「バス停圏内」「駅・バス停圏外」の3段階に色分けして地図上に表示する機能です。
Q. 高齢者向けの設定はできますか?
A. はい、歩行速度を一般向けの80m/分から、高齢者などを想定した60m/分に切り替えて判定できます。
Q. この機能は誰が使うことを想定していますか?
A. 自治体や交通事業者が、バス路線の再編や新しい交通サービスの導入を検討する際に活用することを想定しています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
歩行速度を60m/分に切り替えられるのが実務的でいいですね。自治体の交通担当がバス路線再編の根拠資料を作る手間が減りそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
