
11問で下書きを作る「情報セキュリティ対策ガイドライン作成ツール」無料公開
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ドットシンク株式会社は2026年10月19日、無料の「情報セキュリティ対策ガイドライン作成ツール」を公開しました。社員5〜50名ほどでIT専任者がいない企業を対象に、11の選択式質問から基本方針や対策ルールなど4文書の下書きを作成します。会社名に加え、氏名とメールアドレスの送信が必要です。文書はWordで保存して自社に合わせて編集でき、作成後の社内検討や運用を前提としています。
ポイント
- 1IT専任者がいない社員5〜50名ほどの企業向けに、4文書の下書きを無料作成
- 211問への回答と会社名・氏名・メールアドレス送信が必要で、Word保存に対応
- 3社内で自社向けに修正・運用する前提で、IPAの自社診断とは別のチェックリスト
作成する4つの文書
文書の構成は、IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版を基に、ドットシンクが作成しています。出力内容は次のとおりです。
| 文書 | 内容・分量 |
|---|---|
| 情報セキュリティ基本方針 | A4・1枚 |
| 対策ルール | 21章、回答に応じて57〜88項目 |
| チェックリスト | 独自の26項目 |
| 事故のときの連絡表 | 初動・連絡先・公的相談窓口5か所 |
できあがる文書は社内で検討する土台です。作成するだけで事故を防ぐものではなく、自社向けの修正と周知・運用を前提としています。
11問への回答と連絡先の送信が必要
会社で使うパソコンやクラウドサービス、生成AIなどについて、「はい」「いいえ」「分からない」のボタンで答えます。会社名と11問への回答に加えて、氏名とメールアドレスの送信が必要です。
送信後に下書き画面が開き、受付確認メールに再度開くためのリンクが届きます。基本方針にドットシンクの社名は入らず、自社で内容を確認・修正したうえで周知や公開に使えます。
出典:ドットシンク株式会社
回答に合わせて対策ルールを調整
「はい」の項目にはその分野の対策ルールを入れ、「いいえ」の項目は1行のルールにします。「分からない」の項目にはルールを入れたうえで、画面に確かめる印を表示します。
生成AIを使う企業向けには、利用するAIや出力の確認担当者、AIへ入力できる情報の区分を決める項目も入ります。これは社内でのAI利用に関するルールであり、ツール自体が生成AIを使うと説明されているわけではありません。
社内で検討しながら自社に合わせて編集
下書き画面では、バックアップの頻度や保存先など、会社で決める項目を候補から選ぶか直接入力して設定できます。入力内容は自動保存され、受付確認メールのリンクから何度でも開き直せるため、社内で確認しながら段階的に進められます。作成した文書はA4で印刷するか、Wordファイル(.docx)で保存でき、社内での利用や改変は自由です。
SECURITY ACTION二つ星とは別に確認が必要
IPAの公式案内では、SECURITY ACTION二つ星は、指定の自社診断を行い、情報セキュリティ基本方針を策定して外部公開したうえで取り組みを自己宣言するものです。
本ツールの基本方針は、その下書きとして使えると案内しています。ただし、独自の26項目のチェックリストはIPAの自社診断の代わりにはなりません。宣言時はIPAの最新案内を確認し、必要な自社診断を別途実施する必要があります。
Q&A
Q. 情報セキュリティ対策ガイドライン作成ツールとは何ですか?
A. 11の質問から基本方針、対策ルール、チェックリスト、事故時の連絡表の下書きを作る無料Webツールです。
Q. 利用に必要な情報は何ですか?
A. 会社名と質問への回答に加え、氏名とメールアドレスを送信します。受付メールのリンクから、保存した下書きを開き直せます。
Q. 作ればSECURITY ACTION二つ星になりますか?
A. 下書きを作るだけでは二つ星の宣言にはなりません。IPAの自社診断と、基本方針の策定・外部公開などを別途確認する必要があります。
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O!Productニュース編集部からのコメント
Wordで保存して修正できるので、ITを兼務する担当者が、まず下書きを回覧して社内のルールを話し合う材料に使えそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部

