
“スキマ空間”が広告枠に。オフライン広告の新サービス「スキマッチ」始動
公開日:
株式会社スキマメディアは、店舗や施設の空きスペースを広告メディアとして活用する、オフライン広告マッチングサービス『スキマッチ』を2025年11月20日より正式にリリースすると発表しました。オンライン広告の飽和が進む中、リアル空間での新たな顧客接点を創出するサービスとして注目が集まります。
ポイント
- 1店舗のロッカーや壁面といった「スキマ空間」を広告メディア化
- 2来店者データに基づき、同じ興味関心を持つ層へ高精度にアプローチ
- 31枠5,000円から出稿可能で、テストマーケティングにも最適
株式会社スキマメディアが提供を開始する『スキマッチ』は、広告を出したい企業(スポンサー)と、空きスペースを収益化したい店舗や施設をマッチングするサービスです。同社によると、オンライン広告市場が拡大する一方で、消費者の「広告疲れ」や、企業側の費用対効果の伸び悩みといった課題が顕在化しているといいます。
『スキマッチ』は、こうした状況を打開する新たな選択肢として生まれました。サウナ室や行列のできる飲食店など、利用者が一定時間滞在する空間に広告を掲出することで、オンライン広告よりも長い視認時間を確保。来店者の体験を妨げることなく、自然な形でサービスや商品を印象づけることを目指します。
このサービス最大の特徴は、高精度なターゲティングにあります。掲載施設の来店者データや顧客属性を分析し、広告主のターゲット層と親和性の高い場所を提案。これにより、従来のオフライン広告では難しかった「誰に届いたか」を明確にし、確度の高い集客を実現するとしています。出稿は1枠5,000円からと手軽で、デザインから管理まで一括で支援する体制も整えています。
サービスはまず、東海地方の温浴施設を中心に導入が始まっており、今後はAIカメラによる閲覧分析なども導入しつつ、2026年までに全国の主要都市へ展開する計画です。同社は、リアル空間の価値を再定義する次世代型の広告モデルを確立したいとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
オンライン広告のクリック単価高騰に悩む企業は多いはずです。そんな中、オフラインならではの「滞在時間」や「空間」の価値に着目した面白いサービスですね。特に温浴施設やジムなど、特定の趣味を持つ人が集まる場所での広告は高い効果が期待できそうです。













