
広告主とサイト運営者を直接つなぐ「AdSpot」登場、手数料を抑えた広告取引を実現
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株式会社クラフトテックは、ウェブサイトの広告枠を貸したい運営者と、広告を掲載したい広告主を直接つなぐマッチングプラットフォーム「AdSpot(アドスポット)」の正式サービスを開始しました。このサービスは、広告代理店を介さずに当事者間で交渉・契約を行うことで、より柔軟でコストを抑えた広告取引の実現を目指します。
ポイント
- 1広告主とサイト運営者がチャットで直接交渉できるプラットフォーム
- 2広告主はターゲット層に合うニッチな広告枠をピンポイントで探せる
- 3基本料金は無料で、契約成立時にサイト運営者側から手数料が発生する仕組み
株式会社クラフトテックが、新たな広告マッチングプラットフォーム「AdSpot」を2025年12月14日よりリリースしました。このサービス最大の特徴は、広告を出したい企業や個人(広告主)と、自身のウェブサイトに広告枠を持つ運営者が、プラットフォーム上で直接コミュニケーションを取り、契約まで完結できる点にあります。
広告主は、ニッチな商品やサービスを扱っている場合でも、自社のターゲット層が訪れるサイトをカテゴリーや予算で検索し、ピンポイントで広告掲載の交渉が可能です。これにより、従来の代理店手数料を抑えながら、費用対効果の高い広告出稿が期待できます。プラットフォーム上では、広告案件の管理から契約、支払いまでを一元的に行えます。
一方、ブログや専門情報サイトなどを運営する側にとっても、AdSpotは新たな収益化の道を開きます。自身のサイト情報を登録しておくことで広告主からのリクエストを受けたり、逆に掲載したい広告案件を探して自らアプローチしたりすることもできます。これまで広告収入に満足していなかった運営者にとって、新たな選択肢となりそうです。
利用料金は、初期費用や月額費用のかからない基本無料モデルを採用。広告掲載の契約が成立した場合にのみ、サイト運営者側が受け取る契約料金の10%を手数料として支払う仕組みとなっています。同社は今後、サイト運営者向けのキャンペーンなども予定しており、ユーザーの声を反映しながら継続的なサービス改善を行っていく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
大手プラットフォーム依存から脱却したい中小企業や、新たな収益源を探すサイト運営者双方に魅力的なサービスですね。交渉の手間はありますが、マッチング精度が高まれば、広告の新しいエコシステムが生まれるかもしれません。













