
アスベスト調査の情報を一元管理する「EcoTraceDX for アスベスト」提供開始
公開日:
株式会社環境テクノソリューション(KTS)は、アスベスト調査に関わる情報を一つの案件IDで管理する環境情報プラットフォーム「EcoTraceDX for アスベスト」の提供を2026年9月14日に開始しました。発注者や調査会社、分析会社など複数の関係者が関わるアスベスト調査では、図面や写真、分析結果などの情報が分散しがちです。このサービスは、それらの情報を案件単位で集約し、進捗確認や照合作業の負担軽減を目指します。
ポイント
- 1アスベスト調査の図面・写真・分析結果・報告書を、一つの案件IDで集約
- 2発注者や調査・分析会社の役割に応じて、共有する情報と操作範囲を制御
- 3デイラボとの分析連携を予定し、将来は工事・運搬・処分まで対象を拡大
関係者と情報を一つの案件IDでつなぐ
アスベスト調査では、発注者や建物所有者、調査会社、分析会社など複数の関係者が業務に関わります。図面や写真、検体、分析結果、報告書などの情報がメールや表計算ソフト、個別フォルダーに分散すると、引き継ぎや照合に時間がかかり、案件全体の進捗を確認しにくくなります。EcoTraceDX for アスベストは、これらの情報を一つの案件IDに集約し、関係者間で必要な情報を共有できる環境を提供します。

出典: 株式会社環境テクノソリューション。問い合わせから見積もり・発注・採取・分析・報告書受領までを、案件IDでつなぐ9段階の流れ。
主な機能と役割に応じた情報制御
主な機能として、関係者を案件単位で接続する機能、環境データと証拠を一元管理する機能、進捗と結果を関係者で共有する機能があります。また、顧客、KTS、分析会社で閲覧・更新範囲を分け、分析会社には担当案件に必要な情報のみを表示し、KTSの内部情報や他案件は表示しない設計としています。これにより、業務に必要な情報共有と情報保護の両立を図ります。
分析連携と今後の展開
提供開始時は、株式会社デイラボとの分析連携を予定しています。今後は、利用者の利便性向上に向けて対応機能の拡充と連携分析会社の追加を順次進めるとしています。また、提供開始時は問い合わせから報告書受領までを案件単位で管理しますが、今後は石綿含有建材の除去工事に関わる施工会社や収集運搬会社、処分場との情報連携へ対象を段階的に拡大し、調査・分析から工事、収集運搬、最終処分までの履歴と証跡を一貫して確認・証明できる環境情報プラットフォームを目指します。
KTSの専門知見と料金体系
EcoTraceDXは、KTSが環境調査の現場で培った専門知見を基盤とし、システムの提供にとどまらず、KTSが実務面を支えるサービスです。今後は、AIによる技術サポート、過去データの蓄積・活用、利用範囲や支援内容に応じたサービスレベル別の料金体系を段階的に整備するとしています。なお、本サービスの登録料は22,000円(税込)、年間利用料も22,000円(税込)です。
Q&A
Q. EcoTraceDX for アスベストとは何ですか?
A. アスベスト調査に関する図面や写真、分析結果、報告書などの情報を一つの案件IDで管理し、関係者間で共有できる環境情報プラットフォームです。
Q. このサービスを使うと何が便利になりますか?
A. 情報が分散せずに案件単位でまとまるため、引き継ぎや照合作業の負担を軽減し、進捗や判断根拠を確認しやすくなります。
Q. 誰がこのサービスを利用できますか?
A. アスベスト調査・分析に関わる発注者、調査会社、工務店、分析会社などの事業者が対象です。役割に応じて閲覧・更新範囲を分けられます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
図面と分析結果を同じ案件IDでたどれる点は、調査担当者が報告書をまとめる際の照合を進めやすくしそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
