
Cynthialy、生成AIの“導入止まり”を防ぐ「Gemini活用定着プログラム」を提供
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Cynthialy株式会社は、Google Workspaceを導入する中堅・大手企業向けに、生成AIの伴走型支援サービス「Gemini活用定着プログラム」の提供を開始しました。多くの企業で課題となっている「導入したのに使われない」状況を防ぎ、現場でのAI活用を定着させ、投資対効果(ROI)の可視化までを包括的に支援するプログラムです。
ポイント
- 1生成AIの「導入止まり」という課題に特化し、現場での定着を目指す伴走型支援
- 2活用レベル診断からROIの可視化まで、4ステップで企業の自走をサポート
- 3支援実績では月間10〜30時間の業務効率化や、特定業務で最大92%の時間短縮も
「導入したが使われない」AI活用の次なる課題へ
生成AIの導入が企業で進む一方、「研修後に現場で使われない」「一部の社員しか活用していない」「経営層に投資対効果を示せない」といった課題が顕在化しています。Cynthialyが発表した今回のプログラムは、こうした「導入止まり」を防ぎ、現場でAIが継続的に使われる文化を醸成することを目的としています。同社の支援実績では、活用が進んだ社員一人あたり月間10〜30時間の業務効率化や、特定業務の作業時間が12時間から1時間へ短縮(削減率92%)されたケースもあるとのことです。
診断からROI可視化まで4ステップで支援
本プログラムは、企業の状況に合わせてGeminiやNotebookLM、Gemini EnterpriseなどのGoogle AIツールを活用し、以下の4ステップで支援を行います。
- 生成AI活用レベル診断: 個人と組織のAIスキルを定量的に測定し、課題を特定。育成ロードマップを設計します。
- 基礎研修と活用デモ: AIの仕組みから業務での実践例までを網羅した研修を実施します。
- 業務への適用支援: ワークショップで業務を棚卸し、効率化できるポイントを可視化。プロンプト開発などを通じて、参加者の自走スキルを育成します。
- ROIの可視化とナレッジ循環: 業務改善の前後比較データからROIを自動算出し、成功事例を組織内で共有する仕組みを構築します。
現場目線の実践的なメソッドが強み
このプログラムは、Google Workspace環境におけるAI活用設計に最適化されており、最新のGemini Enterprise版にも対応しています。特徴は、単なるツール研修に留まらない点です。Cynthialyのコンサルタントが伴走し、実際の業務プロセスにAIを組み込むまでをサポート。これにより、経営層が求めるROIの証明と、現場の利便性向上を両立させるとしています。
Cynthialyは今後、業種や部門別に最適化した「生成AI活用モデル」の開発を進め、より多くの企業で“自走するAI活用文化”の実現を目指す方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
生成AIの活用は「どう使うか」から「どう根付かせるか」というフェーズに移ってきましたね。特にROIを数値で可視化する仕組みは、導入を推進する担当者にとって経営層を説得する強力な武器になりそうです。


















