
Linkit MapsがStarlink Direct対応、圏外でも位置共有可能に
公開日:
株式会社ACCESSは、位置情報共有・チャットサービス「Linkit Maps」が国内通信キャリア各社の「Starlink Direct」に対応したと発表しました。これにより、山間部や海上、離島などモバイル通信が届かない場所でも、空が見える環境であれば衛星通信を利用して主要機能を使えます。電力・通信・ガスなどのインフラ事業者が、災害時に現場と本部で位置情報を共有し続ける用途を想定しています。この機能は標準機能として提供され、既存ユーザーは最新版アプリをダウンロードするだけで利用できます。
ポイント
- 1Linkit MapsがStarlink Directに対応し、通信圏外でも位置共有が可能に
- 2モバイル通信と衛星通信を自動で切り替え、iOSとAndroidの両方に対応
- 3電力・通信・ガスなどインフラ事業者の災害時対応を支援する標準機能として提供
Starlink Direct対応の概要
株式会社ACCESSが提供する「Linkit Maps」は、国内通信キャリア各社の「docomo Starlink Direct」「au Starlink Direct」「SoftBank Starlink Direct」に対応しました。これにより、モバイル通信が圏外となる山間部や海上、離島でも、屋外で空が見える状態であれば自動で衛星通信に切り替わり、位置情報共有や地図表示、スポット確認、チャットでのメッセージ送受信など主要機能をそのまま利用できます。モバイル通信圏内に復帰した際は自動でモバイル通信に戻ります。
災害対応やインフラ保守での活用
近年、台風やゲリラ豪雨による河川氾濫や土砂災害が毎年のように発生しています。災害発生時には、各関係機関が被災現場の画像や映像情報を共有しながら連携して対応することが不可欠です。「Linkit Maps」は、アプリ版とWeb版を併用することで、現場作業員が携帯するスマートフォンからの位置情報共有やチャットによる報告と、災害対策本部に設置されたPCから現場状況を把握し指示を出せます。Starlink Direct通信機能により、これまで通信が難しかったエリアでもこうした運用ができるようになります。
防災速報との連携
「Linkit Maps」のプレミアムプラン機能である「防災速報」では、気象庁から通知される警報・注意報を登録ユーザーのスマートフォンに一斉通知し、専用アプリの地図上に色を付けて表示することができます。これにより、現場の作業員は災害リスクをいち早く把握し、安全な行動につなげることになります。なお、Starlink Directに対応した回線の契約は別途必要です。
サービス実績と今後の展開
「Linkit Maps」は、GPSを活用した位置情報管理機能とチャット機能が融合された法人向けコミュニケーションサービスです。電力などのインフラ企業や報道機関など5,000社を超える企業に採用されており、デジタル庁の「防災DXサービスマップ」にも地方自治体の応急対応に有用なサービスとして掲載されています。今回のStarlink Direct対応は標準機能として提供されるため、既存ユーザーは最新版アプリをダウンロードするだけで利用できます。
Q&A
Q. Linkit MapsのStarlink Direct対応とは何ですか?
A. モバイル通信が圏外でも、空が見える場所なら衛星通信に自動で切り替わり、位置共有やチャットなどの主要機能をそのまま使える機能です。
Q. Starlink Directを利用するには追加料金が必要ですか?
A. Linkit Mapsの機能としては標準提供ですが、Starlink Directに対応した回線の契約は別途必要です。
Q. どのような業種で活用できますか?
A. 電力・通信・ガスなどのインフラ事業者が、災害現場の被害状況を本部と現場で瞬時に共有する用途で活用できます。

O!Productニュース編集部からのコメント
空が見える場所なら衛星通信へ自動で切り替わるので、山間部で設備を点検するインフラ事業者の現場でも、本部と位置を共有し続けられそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
