
NextGens、8兆円市場を攻略する「インバウンド集客マーケティングパッケージ」を提供
公開日:
インバウンドマーケティング支援を手がけるNextGensは、訪日外国人観光客向けの集客を仕組み化する新サービス「インバウンド集客マーケティングパッケージ」の提供を開始しました。コロナ禍を経てインバウンド市場は消費額8兆円を突破し過去最高を記録する一方、旅行者の情報収集手段は生成AIの活用など多様化しています。新サービスはこうした変化に対応し、事業者のインバウンド需要の取り込みを包括的に支援するものです。
ポイント
- 1過去最高の8兆円市場に成長したインバウンド需要が背景
- 2生成AIや海外SNSなど、訪日客の新たな情報収集手段に網羅的に対応
- 3属人化しがちな集客ノウハウを「仕組み化」し、月額10万円から提供
NextGensが発表した「インバウンド集客マーケティングパッケージ」は、ホテルや観光、飲食、美容クリニックといった幅広い業種を対象に、訪日客の集客プロセスを再現性のある仕組みとして構築するサービスです。日本政府観光局(JNTO)によると、2024年の訪日旅行消費額は約8.1兆円と過去最高を更新。特にイギリス人旅行者の一人当たり支出が約38万円にのぼるなど、欧米豪からの旅行者による高付加価値市場が形成されつつあります。
一方で、旅行者の情報収集手段は大きく変化しています。JTB総合研究所の調査では、AIを日常的に利用する人の約78%が旅行情報の検索に生成AIを使った経験があると回答しており、従来の検索エンジン対策だけでは不十分な状況が生まれています。また、米国で人気のSNS「Pinterest」や「Reddit」など、日本では馴染みの薄いプラットフォームへの対応も新たな課題となっています。
多くの国内事業者は、こうした最新のデジタル動向への対応や、マーケティング人材の不足といった悩みを抱えています。新サービスは、このような課題を解決するため、生成AIで情報が引用されやすくなる「LLM最適化(LLMO)」や、海外主要SNSでの発信力強化、現地のホテルコンシェルジュとの連携構築などをワンストップで支援。訪日客に「見つけられ、薦められる」ための導線を体系的に構築します。
サービスは、企業の課題に合わせて戦略立案から実行までを伴走型でサポートし、担当者のスキルに依存しない集客体制の構築を目指します。料金は月額10万円(税別)からで、成果連動型のオプションも用意されており、中小規模の事業者でも導入しやすい価格設定となっています。同社は今後、パートナー連携をさらに拡大し、日本の観光産業の活性化に貢献していく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
インバウンド市場の活況は伝えられる一方、その恩恵をどう受けるかは各事業者の悩みどころ。生成AIへの対応まで含め、複雑な集客を「仕組み化」するアプローチは、人手不足に悩む現場にとって心強い味方になりそうですね。


















