
AGEST、純国産SBOM管理ツール「SBOM Archi 2.2」をリリース
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株式会社AGESTは8月3日、純国産のSBOM管理ツール「SBOM Archi」の最新バージョン2.2をリリースしました。今回のアップデートでは、2026年9月から欧州市場で段階的に報告義務化が始まる欧州サイバーレジリエンス法(CRA)への対応を支援する機能が追加されています。欧州ビジネスを展開する企業や、今後の展開を見据える企業にとって、規制要件への準拠をスムーズに進めるための選択肢となります。
ポイント
- 1EU公式脆弱性データベースEUVDに対応し、EUVD-IDで脆弱性を照合可能に
- 2SBOM更新履歴や脆弱性対応の意思決定を記録する監査ログ機能を追加
- 3CRA報告ステータス管理機能でVEXと独立した報告状況を追跡可能に
CRA対応を支援する3つの新機能
SBOM Archi バージョン2.2では、欧州サイバーレジリエンス法(CRA)への対応を支援する3つの機能が実装されました。1つ目は、EUのサイバーセキュリティ機関ENISAが運営する公式脆弱性データベース「EUVD」への対応です。EUVD-IDによる脆弱性の照合が可能になり、プロジェクトごとに「CRAモード」を有効にできます。CRAモードが有効なプロジェクトやターゲットには、新しい「EUVD」タブが追加されます。
監査ログと報告ステータス管理
2つ目は、CRA要件に準拠した監査ログ機能の追加です。SBOMの更新履歴や脆弱性対応の意思決定プロセスのログを保持し、SBOM Archi上のすべての保存操作が監査ログの対象となります。3つ目は、CRA報告ステータス管理機能の追加です。米国商務省国家電気通信情報庁(NTIA)が開発を進めたVEXの技術的ステータスとは独立して、CRA固有のステータス(不要・未報告・CRA報告済み)を管理できます。報告先(例:ENISA)やチケットIDも手動で記録できます。
CVSS 4.0への対応とその他の改善
また、脆弱性の深刻度を表す国際的な評価指標「CVSS」の最新バージョン4.0に対応しました。このほかにも、12項目の機能強化・改善や不具合修正が行われています。AGESTは、純国産ツールならではのサポート・サービスを提供し、国内市場におけるSBOM管理ツールのトップシェア獲得を目指すとしています。
Q&A
Q. SBOM Archiとは何ですか?
A. ソフトウェア部品表(SBOM)を管理し、脆弱性対応を支援する国産のツールです。今回のアップデートで欧州の規制対応が強化されました。
Q. 今回のアップデートで何ができるようになりますか?
A. EU公式の脆弱性データベースEUVDとの照合や、CRA報告に必要な監査ログの記録、報告ステータスの管理が可能になります。
Q. CRAモードを有効にすると何が変わりますか?
A. 対象のプロジェクトやターゲットに「EUVD」タブが追加され、EUVD-IDによる脆弱性の照合ができるようになります。
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O!Productニュース編集部からのコメント
EUVD対応でCRA報告の実務が一気に現実的になりましたね。欧州市場に出るなら監査ログの記録は今から欠かせなさそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
