
バイタリフィ、LENZ DX社に「AIエージェントDRIVE」を導入。入居者アプリの問い合わせを24時間AI対応に
公開日:
株式会社バイタリフィは、不動産管理会社のLENZ DX社に対し、生成AI開発プラットフォーム「Dify」を活用した構築支援サービス『AIエージェントDRIVE』を導入しました。これにより、入居者向けアプリ「LENZ MEMBER」のチャット機能がAI化され、24時間の問い合わせ対応が可能になりました。従来のシナリオ式チャットでは対応しきれなかった多様な質問への対応と、管理側の業務負荷軽減を両立させた事例です。
ポイント
- 1営業時間外の問い合わせにもAIが即時回答。物件ごとの条件も判断可能に
- 2トラブル時はAIが一次ヒアリング後、シームレスに有人対応へ切り替える仕組み
- 3過去の問い合わせデータをナレッジ化し、不正確な回答を抑える工夫を実施
導入の背景と課題
LENZ DX社では、入居者からの問い合わせが24時間発生する一方、担当者の対応は営業時間内に限られていました。また、従来のシナリオ式チャットボットでは、決まったパターン以外の質問にはすべて有人対応が必要で、担当者の業務負荷が高まる課題がありました。入居者が「すぐに知りたい」というニーズに十分応えられない状況でした。
AIチャットボットによる解決策
バイタリフィは、生成AIエージェント開発プラットフォーム「Dify」を活用したAIチャットボットの構築を支援しました。長年蓄積された過去の問い合わせデータやヒアリング履歴をナレッジ化し、大規模言語モデル(LLM)と連携させることで、人間が行っていた業務の一部をAIが対応できる仕組みを構築しました。
実装された主な機能
単なる一問一答ではなく、実業務に即した高度な機能を実装しています。設備の利用方法やゴミ出しルールなどの基本的な質問にはAIが即座に回答します。一方、設備トラブルのように詳細な確認が必要なケースでは、AIが順序立てて一次ヒアリングを行った後、自動的に有人対応へ切り替えるフローを構築しました。
さらに、API連携によりアプリ側のデータと統合。「駐輪場の有無」や「ペット飼育の可否」など、物件ごとに異なる条件をAIが判断し、ユーザーごとに適切な回答を出し分けることが可能です。不正確な回答(ハルシネーション)を抑えるため、ナレッジパイプラインを用いたデータ整形やLLMによるヒアリング項目の最適化も実施しています。
導入後の成果
2026年2月26日にリニューアル後、営業時間外でも入居者はアプリ内で即座に回答を得られるようになりました。既存のチャット機能のデザインを維持したため、ユーザーは違和感なく利用できます。問い合わせを簡潔に済ませたい入居者のニーズに応えつつ、管理側の一次対応コストを大幅に削減する結果につながりました。
Q&A
Q. 「AIエージェントDRIVE」とは何ですか?
A. 株式会社バイタリフィが提供する、生成AIプラットフォーム「Dify」を活用したAIチャットボットの構築支援サービスです。
Q. 従来のシナリオ式チャットと何が違いますか?
A. 事前に決められた応答パターンに依存せず、蓄積されたナレッジをもとに多様な質問への回答を生成できる点が大きく異なります。
Q. 誰向けのサービスですか?
A. 顧客からの問い合わせ対応に人手と時間がかかっている企業、特に24時間対応が必要なサービスを提供する会社に向いています。
関連リンク
- https://lenzdx.co.jp/
- https://vitalify.jp/lp/services/aiagentdrive/
- https://vitalify.jp/
- https://first-contact.jp/
- https://vitalify.jp/contact/

O!Productニュース編集部からのコメント
物件ごとに異なるルールをAPI連携で判断できる点が実用的です。管理組合ごとに細かい規則が違う賃貸住宅の業務には、まさにうってつけの機能と言えそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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