
テクノア、中小製造業向け「DX変革ロードマップ」を公開。DX初期段階の停滞を解決へ
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株式会社テクノアは、中小製造業向けに「DX変革ロードマップ」を無料公開しました。多くの中小企業がデジタル化の初期段階であるペーパーレス化などで停滞しがちな現状を踏まえ、本格的な業務変革へと進むための具体的な道筋を5つのステップで示しています。
ポイント
- 1中小製造業の多くが直面する「ペーパーレス化の次」の課題に対応
- 2「守りのDX(効率化)」から「攻めのDX(業務変革)」へ段階的に進む設計
- 3ツール提供だけでなく、中小企業診断士など専門家による伴走支援も用意
「ペーパーレス化の次」で止まる企業を支援
株式会社テクノアが、中小製造業のDX推進を支援する「DX変革ロードマップ」の無料公開を開始しました。中小企業庁の調査によれば、デジタル化に取り組む企業は増加しているものの、多くがペーパーレス化などの初期段階に留まり、本格的な業務変革まで進んでいる企業は約35%に過ぎないのが現状です。
課題は「費用対効果」と「人材」
本格的なDXへ進む上での課題として、「費用対効果の見える化」や「推進できる人材の確保・育成」が挙げられています。今回公開されたロードマップは、テクノアが生産管理システム『TECHS』シリーズの提供で30年以上にわたり培ってきたノウハウを結集。こうした課題を解決し、中小製造業が着実に変革を進めるための指針となることを目指しています。
実践的な5ステップで変革を後押し
このロードマップは、まず業務効率化を図る「守りのDX」を固め、その上で仕事のやり方を変える「攻めのDX」へ移行するという、段階的な考え方で構成されています。具体的な5つのステップを通じて、企業が無理なく目標を定め、データを活用しながら投資効果を可視化できるよう設計されているのが特徴です。
さらに、ツール提供だけでなく、中小企業診断士やITコーディネータといった専門家による伴走支援体制も用意。ユーザー企業の人材育成をサポートするサービスも提供し、組織への変革サイクルの定着を後押しします。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
DXというと壮大な計画を立てがちですが、多くの中小企業にとっては現実的ではありません。このロードマップのように「守り」から「攻め」へと段階的に進むアプローチは、地に足のついたDX推進のヒントになりそうです。















