Zenken、内定辞退・早期離職を防ぐ新サービス「エンゲージメンター」を開始
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Zenken、内定辞退・早期離職を防ぐ新サービス「エンゲージメンター」を開始

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Zenken株式会社は、内定辞退と早期離職の防止を目的とした新サービス「エンゲージメンター」を2025年10月1日より正式に提供開始したと発表しました。体験型のワークショップとモチベーションの可視化を組み合わせ、売り手市場が続く新卒採用の課題解決を目指します。

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ポイント

  • 1
    体験型ワークショップとデータ分析を組み合わせ、内定者の不安を解消
  • 2
    内定辞退の防止だけでなく、入社後の定着・活躍までを一貫して支援
  • 3
    深刻化する売り手市場と高い内定辞退率という採用課題に対応

ワークショップとデータで内定者をフォロー

Zenkenが新たに開始した「エンゲージメンター」は、内定者フォローに特化したエンゲージメント支援サービスです。サービスの大きな特徴は、「体験型ワークショップ」と「モチベーションの可視化」という2つのアプローチを組み合わせている点にあります。内定者同士や社員との関係構築を促すプログラムを通じて入社への不安を和らげ、同時に定期的なアンケートで志望度やコンディションの変化をデータとして捉えます。

入社後の活躍まで見据えた一貫支援

このサービスは、内定辞退を防ぐだけでなく、入社後の定着と早期活躍までを視野に入れているのが特徴です。「同期・社員との関係性」「自己有能感」「自律性」という3つの要素を強化する研修プログラムを提供し、入社後のオンボーディング支援まで含めた一貫したコンサルティングを行います。これにより、企業の人事担当者が抱える負担を軽減しつつ、人材の長期的な成長を後押しします。

深刻化する採用課題が開発の背景に

開発の背景には、売り手優位が続く新卒採用市場の厳しい現状があります。2025年卒の内定辞退率は62.6%に達し、内定後も就職活動を続ける学生が増加するなど、企業にとって採用の最終的な着地を見通すことは困難になっています。同社は「エンゲージメンター」を通じて、こうした採用現場の課題に直接応え、企業の持続的な成長と若者が安心して働ける社会の実現に貢献したいとしています。

Zenkenは今後の展開として、2026年6月までに10社、2030年6月までには130社への導入を目標に掲げています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

内定者フォローに手が回らないという人事担当者の悲鳴が聞こえてきそうな昨今、こうした外部サービスは心強い味方になりそうです。体験とデータの両輪でアプローチする点がユニークで、実際の導入企業でどれだけ定着率が改善するのか、今後の成果に注目したいですね。

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