
パナソニック、リコール探索活動のリアルタイム共有に「ArmBox」を導入
公開日:
パナソニック株式会社は、リコール対象製品の回収活動において、クラウド型GISツール「ArmBox」を導入しました。現場で得た情報をリアルタイムにチームで共有できる仕組みを整え、活動後に帰社して報告書を作成する手間を削減しています。これは、20年以上前の事故を教訓に「最後の1台まで」回収を使命とする部署の、現場主導の業務効率化の取り組みです。
ポイント
- 1現場での活動結果を地図上でリアルタイム共有し、「報告のための帰社」をゼロに
- 2GPSロガーの移動軌跡を可視化して探索の重複を防ぎ、進捗を町丁目単位で色分け管理
- 3シンプルな画面設計で、ITツールに不慣れなメンバーも短時間で使いこなせる
背景と導入前の課題
パナソニックのFF市場対策部は、2005年に発生したFF式石油暖房機事故を受けて設立されました。以来、市場に残る対象製品を「最後の1台まで」回収する活動を続けています。導入前は、現地での探索活動では紙の地図と手書きメモに頼り、得た情報は一度帰社してから整理・入力する運用でした。このため、情報共有にタイムラグが生じ、現場の負担軽減と情報精度向上が課題となっていました。
採用の決め手と現場での運用
ツール採用のきっかけは、ユーザー向けイベントでのデモ体験でした。外出先でも使えるクラウド型であること、複数人が同時にアクセスできる点、直感的な画面設計が評価されました。現場では視認性と効率を最優先し、訪問結果(回収済み、空き家など)を地図上で色分け表示するなど、一目で状況がわかる運用を構築しています。
導入効果と今後の展望
導入後は、現場で入力した情報がチーム全員に即座に共有されるようになりました。これにより、情報整理のために帰社する必要が大きく減り、担当者はお客様との対話や探索活動そのものに集中できる時間が増えています。同部の工藤泰弘氏と諏訪京子氏は、「活動に集中できる時間が増え、進捗管理や引き継ぎもスムーズになった」とコメントしています。今後は、GPS軌跡のリアルタイム確認など、さらなる運用改善により、回収活動を前進させていく方針です。
Q&A
Q. ArmBoxとはどのようなツールですか?
A. ゼンリンマーケティングソリューションズが提供するクラウド型の地図ツールです。複数人が同時にアクセスして、現場の情報を地図上で共有・管理できます。
Q. 導入によって、現場の作業はどう変わりましたか?
A. 活動の結果をその場で入力してすぐにチームに共有できるようになりました。これまで必要だった、一度帰社してからの報告書作成の手間が大きく減っています。
Q. このツールはどのような業務に向いていますか?
A. 外回りで情報を収集し、チームで進捗を共有する必要がある業務です。パナソニックでは、リコール製品の訪問調査で活用されています。
関連リンク
- 導入事例インタビュー全文:パナソニック×ArmBox(現場DX・リアルタイム共有)
- クラウド型 事業戦略ツール「ArmBox(アームボックス)」サービス紹介
- ArmBoxデモ・導入相談(無料)
- ゼンリンマーケティングソリューションズ公式サイト

O!Productニュース編集部からのコメント
GPSの移動軌跡を地図上に表示して探索の重複を防ぐという点が、地図ツールならではの実用的な活用法ですね。現場の「無駄な動き」を可視化して省く仕組みは、多くの外回り業務にも応用できそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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