Jicoo、チーム商談の自動調整を強化。「営業+技術」のペア設定や稼働上限で公平な予約分配へ
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Jicoo、チーム商談の自動調整を強化。「営業+技術」のペア設定や稼働上限で公平な予約分配へ

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予約プラットフォーム「Jicoo」を運営するジクー株式会社は、担当者の自動割り当て機能を大幅に強化した「割当リスト」機能を新たに実装したと発表しました。これにより、営業担当と技術担当を組み合わせるような複雑なチーム商談の設定や、メンバーごとの稼働時間の上限を考慮した、公平な予約の自動分配が可能になります。

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ポイント

  • 1
    営業と技術など、複数条件(AND/OR)を組み合わせた担当者の自動設定
  • 2
    メンバーごとの稼働時間(日次・週次・月次)に上限を設け、業務負荷を平準化
  • 3
    「均等配分」「優先度配分」など、チームの方針に合わせた3つの割り当て方式

ジクー株式会社が運営する予約プラットフォーム「Jicoo」は、チームでの利用を想定した担当者の自動割り当て機能を大幅に強化しました。新機能の「割当リスト」は、これまで手動での調整が必須だった複雑な商談設定の完全自動化を目指すものです。

近年、セールスの分業化や専門スキルを持つ技術担当者が商談に同席するケースが増え、日程調整は複雑化しています。その結果、「特定メンバーに予約が集中し疲弊する」といった業務負荷の偏りが組織の課題となっていました。今回の機能強化は、こうした現場の課題を解決し、チーム全体の生産性を高めることを目的としています。

新機能の大きな特徴は、柔軟な割り当てルールです。例えば、「営業チームから1名」かつ「技術チームから1名」といった、複数の条件を組み合わせた担当者の組み合わせを自動で設定できます。これにより、これまで手作業で行っていたパズルのような調整作業が不要になります。

また、担当者ごと、あるいはチーム単位で「1日あたり〇分まで」「月間〇時間まで」といった稼働時間の上限を設定できる機能も実装されました。上限に達したメンバーは自動的に割り当て対象から外れるため、特定のエース社員などへの業務の集中を防ぎ、チーム全体での負荷分散を実現します。割り当て方式も、全員に均等に割り振る「均等配分」や、優先順位の高い担当者から割り当てる「優先度配分」など、3種類から選択可能です。

ジクー社は今後も、AIを活用した機能強化や外部サービスとの連携を進め、企業の生産性向上を支援していく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

日程調整の自動化は、単なる時短以上の価値を生みそうです。特に、エース社員への負担集中は多くの組織が抱える課題ですが、こうしたツールが、公平で持続可能なチーム作りの一助となるかに注目です。

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