研修資料は「作る」から「買う」時代へ。編集可能な完パケスライド『まなびスライド』提供開始
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人材育成や教育コンテンツ開発を手がけるヒップスターゲート社は、編集可能なPowerPoint形式の研修スライドを提供する新サービス『まなびスライド』を2025年12月22日より開始すると発表しました。人的資本経営の推進で研修ニーズが高まる一方、準備に追われる人事担当者や講師の負担を軽減し、研修の「タイパ（タイムパフォーマンス）」を向上させる狙いです。
ポイント
- 1プロ品質の研修スライドを「完成品」としてダウンロード提供
- 2PowerPoint形式で提供され、自社事例の追加など自由に編集可能
- 3経験の浅い講師でも安心な、進行を助けるアドバイス付き
研修準備の「隠れた長時間労働」を解消へ
ヒップスターゲート社が発表した『まなびスライド』は、企業内で研修を担当する人事担当者やマネージャー向けの新しいサービスです。プロが作成した高品質な研修スライド一式を、ダウンロード形式で購入できます。
開発の背景には、リスキリング需要の増加に伴う教育現場の課題があります。同社によれば、研修の機会は増えているものの、講師役の担当者は資料作成に膨大な時間を費やしており、本来注力すべき「指導」や「対話」の準備が疎かになるケースが少なくないといいます。こうした「隠れた長時間労働」を解消し、教育の質を高めることを目指しています。
自社流にアレンジ自在な「編集可能」データ
このサービスの大きな特長は、一般的なPDF形式の資料とは異なり、編集可能なPowerPoint（.pptx）形式で提供される点です。これにより、利用者は自社の企業理念や具体的な成功事例を追加したり、研修時間に合わせて内容を調整したりと、自社独自の研修プログラムへ柔軟にカスタマイズできます。
また、各スライドには講師向けの「ワンポイントアドバイス」が記載されており、経験の浅い社内講師でも自信を持って進行できるよう工夫されています。図解やイラストを多用した視覚的に分かりやすいデザインで、受講者の理解を促し、オンライン研修でも集中力を維持しやすくなっているとのことです。
全階層向け50テーマ以上をラインナップ
サービス開始時点で、「ロジカルシンキング」や「心理的安全性」といった定番から最新テーマまで、50種類以上のラインナップを用意。新入社員から管理職まで、あらゆる階層に対応します。価格は1テーマあたり6,600円（税込）で、今後もテーマは順次追加される予定です。同社は「講師が『教えること』そのものに熱中できる環境を作りたい」としており、来春の新人研修シーズンに向けて多くの企業での活用を見込んでいます。
引用元：PR TIMES
O!Productニュース編集部からのコメント
研修準備に追われ、本来注力すべき受講者との対話やフォローが疎かになるのは本末転倒です。こうした「完成品」を活用し、講師が「教える」ことに集中できる環境が広がれば、企業全体の教育レベル向上にも繋がりそうです。
