
AXer、広告APIの期限とコード内の依存箇所を照合する機能を提供
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株式会社アイトリガーは2026年9月、マーケティング支援「AXer」に、社内のコードや設定から広告媒体APIへの依存箇所を抽出する機能を追加しました。登録されたAPIの提供期限と照合し、期日や残日数、公式の移行方法を一覧にします。広告レポート取得や入稿を自動化している企業が、保守の対象箇所と対応順序を検討するための仕組みです。実際の利用有無の確認と移行作業は担当者が行います。
ポイント
- 1コードや設定を走査し、広告媒体APIへの依存箇所を文字列から抽出
- 2登録済みの提供期限と照合し、期日・残日数・公式の移行方法を一覧化
- 3単体SaaSではなく各社向けに設計し、利用有無の確認と移行は人が実施
広告APIの変更が自社のどこに影響するかを確認
広告レポートの取得や入稿をAPIで自動化している企業は、媒体側のAPI変更や提供終了に合わせて、自社システムを更新する必要があります。媒体の告知で変更内容や期限が分かっても、自社のどのコードや設定に影響するかは別に調べなければなりません。
アイトリガーは、担当者の不在や外部委託により、社内で依存関係を把握しにくいケースがあると説明しています。今回の機能は、APIの期限情報と社内の依存箇所を対応付けることで、保守担当者が調査する対象と対応の順序を検討できるようにします。
コードの側から機械的に依存を抽出
新リソースは、告知を読んで各自が思い当たる箇所を探すのではなく、コードの側から機械的に依存を洗い出す設計です。指定したフォルダを走査し、使っているパッケージ名や接続先を拾います。設定ファイルやスクリプト、環境変数の定義まで対象とし、接続先が変数に入っていて追いにくい場合でも文字列として残っていれば検出できます。さらに、呼んでいるエンドポイントの名前とSDKの版を読み取り、公式が示した基準より古いかどうかを判定します。検出した依存は期限データと突き合わせ、期日や残日数、何が起きるかを日付順に並べます。
移行作業を効率化する出力内容
出力には、判定の根拠として公式の記述と出典、案内されている移行方法も添えます。担当者が移行の作業に入るとき、根拠を探すところからやり直さずに済みます。拾い方は文字列の一致で、説明文やコメントの中の記述も検出します。実際に呼んでいるかは人が確認する前提で、判定の自動化はしていません。誤って検出することより、見落とすことのほうが影響が大きいためです。なお検出できるのは、期限データに登録した媒体と機能に限られます。
AXerのリソースとして提供
本リソースは、単体のSaaSツールとしての提供は行わず、AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として実装します。走査の対象にどこまで含めるか、どの媒体を登録するかは各社で変わるため、その設計から着手します。アイトリガーでは、広告の実績を日次で蓄積する仕組みや商品フィードを世代で保存する仕組みを別に提供しており、それらはデータを取る側の実装です。本リソースは、その実装が乗っているAPIの側の期限を扱います。
移行は担当者が実施、告知の自動収集は今後の計画
今回の機能は、担当者が移行対象を調べ、作業の見積もりや優先順位を検討するためのものです。APIの移行作業自体は担当者が行います。
同社は今後、期限データの拡充、媒体からの告知の自動収集、稼働中の処理と使われていない処理の区別へと機能を広げる計画です。これらは発表時点での今後の取り組みとして示されています。
Q&A
Q. AXerに追加された機能は何ですか?
A. 社内のコードや設定から広告APIへの依存箇所を抽出し、登録済みの期限と照合して、期日や公式の移行方法を一覧にする機能です。
Q. APIの移行作業も自動で行いますか?
A. 移行作業は担当者が行います。文字列の一致でコメント内の記述も検出するため、実際にAPIを利用しているかの確認も必要です。
Q. 単体のSaaSとして利用できますか?
A. 単体SaaSとしては提供せず、AXerの支援の一部として実装します。走査範囲や期限データに登録する媒体は各社に合わせて設計します。
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O!Productニュース編集部からのコメント
依存箇所と期限を一緒に見られると、保守の優先順位を考えやすいですね。検出結果には未使用の記述も含まれるため、実際の処理を確認できる担当者との連携が要りそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
