
決裁者情報から課題感まで収集、営業直結型リード獲得支援「ミニテル」登場
公開日:
営業活動のデジタル化が進む中で、多くの企業が質の高い見込み客情報の獲得に課題を抱えています。特に、個人情報保護の強化などにより、従来の一斉アプローチが難しくなっているのが現状です。
こうした中、営業支援サービスを手がけるOut-Loop株式会社は、リード獲得に特化した新サービス「ミニテル」を2025年9月1日より開始すると発表しました。このサービスは、企業のマーケティング担当者が求める「営業活動に直結する情報」の収集を専門的に行います。
ポイント
- 1担当者の連絡先だけでなく、役職や課題といった「質の高い情報」を収集
- 2既存顧客からの「安定的なリード獲得」へのニーズに応えてサービス化
- 3独自の分業制により、効率的なターゲットへの接触を実現
Out-Loop株式会社が9月1日にリリースする「ミニテル」は、企業のリード獲得を支援する新サービスです。コールなどを通じて、ターゲット企業の担当者名や役職、連絡先といった基本情報に加え、顧客が抱える課題や関心事、さらには意思決定のプロセスや予算感といった、営業活動の初期段階で重要となる情報を収集します。
同社によれば、このサービスは既存のインサイドセールス代行サービス「ソダテル」の顧客から寄せられた「アポイント獲得と同時に、質の高いリードも安定的に確保したい」という声がきっかけで開発されました。特に、事業を立ち上げたばかりのスタートアップなどでは、商談の前段階として「誰が決裁者なのか」といった基礎情報の収集が急務となっており、そのニーズに応える形です。
近年、企業のDX推進や個人情報保護意識の高まりを背景に、質の高いリード獲得の重要性は増すばかりです。「ミニテル」は、同社が培ってきたインサイドセールスのノウハウを活かし、独自の分業制によってターゲット担当者への高い接触率を実現。単なる連絡先の収集にとどまらず、将来の営業活動につながる良好な関係構築の土台作りもサポートするとしています。
Out-Loop社は「営業の属人性を爆発させる」というミッションを掲げており、新サービス「ミニテル」は、既存のインサイドセールス代行「ソダテル」や展示会支援「ガイーネ」と連携することで、営業プロセス全体を包括的に支援する体制を強化する狙いです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
マーケティングの世界では、リードの量から質への転換が叫ばれて久しいですが、それを実践するのは簡単ではありません。このサービスは、AIでは収集が難しい担当者の課題感や組織の温度感といった一次情報の獲得に特化している点がユニークです。