
dSPACE、AURELIONにドライバーモニタリングシミュレーション機能を追加
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dSPACEは、センサシミュレーションと3Dビジュアル表示のためのソフトウェアプラットフォーム「AURELION」に、ドライバーモニタリング機能のソリューションを追加しました。これは、Euro NCAPやEU一般安全規則(GSR)などで定められた要件に対応するためです。車内のドライバーをシミュレートする機能と、赤外線カメラをリアルにシミュレートする機能を備えています。このソリューションにより、自動車メーカーやサプライヤは、ドライバーモニタリングシステムの開発と検証をより効率的に進められます。
ポイント
- 1AURELIONにドライバーモニタリング機能のソリューションを追加
- 23Dドライバーモデルと赤外線カメラを物理ベースでリアルにシミュレート
- 3SILおよびHIL環境で再現性のあるテストをエンドツーエンドで支援
背景と目的
ドライバーモニタリングシステム(DMS)は、運転者の視線や注意、疲労を検知する技術です。安全規制の強化に伴い、その開発と検証の重要性が高まっています。しかし、人間の外見や行動は多様であり、実際の被験者を使ったテストでは、従来の決定論的なテストカバレッジを実現することが事実上不可能でした。dSPACEはこの課題に対応するため、シミュレーションベースのアプローチを採用しました。
AURELION Driver Monitoringの特徴
AURELION Driver Monitoringは、アニメーション化された3Dドライバーモデルと、物理学ベースの赤外線カメラのシミュレーションを組み合わせています。これにより、視線の方向や注意、疲労の検知といった一般的なDMSアプリケーションを、制御された環境や変化する条件下で分析できます。また、さまざまなカメラやドライバーの設定、運転シナリオ、環境や照明条件を考慮できるほか、一般的な近赤外線センサのコンセプトにも対応しています。
既存ツールチェーンとの統合
AURELION Driver Monitoringは、既存のdSPACEツールチェーンに統合されています。シナリオ作成からECUの検証に至るまでのエンドツーエンドのワークフローをサポートし、SIL(Software in the Loop)およびHIL(Hardware in the Loop)環境で利用できます。センサデータ、レストバス信号、グラウンドトゥルース情報を統合することで、包括的なテストを実現します。
dSPACEのコメント
dSPACEのプロダクトマネージャであるCaius Seiger氏は、「シミュレーションによる赤外線画像データを、市販DMSのアルゴリズムに入力して処理できることを実用的なアプリケーションとして確認しています。AURELION Driver Monitoringにより、ドライバーモニタリングシステムの検証を早期に、再現性のある形で実施できるソリューションを提供し、さらにテストの自動化にも対応しています」と説明しています。
Q&A
Q. AURELION Driver Monitoringとは何ですか?
A. dSPACEのソフトウェアプラットフォームAURELIONに追加された、ドライバーモニタリングシステムの開発・検証を支援するシミュレーション機能です。
Q. このソリューションはどのような規制に対応していますか?
A. Euro NCAPやEU一般安全規則(GSR)などで定められた、ドライバーモニタリングに関する要件に対応するために開発されました。
Q. 実際のテストと比べてどのような利点がありますか?
A. 人間の被験者を使わずに、再現性のあるテストを制御された環境で実施できるため、開発の早期段階から効率的に検証を進められます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
被験者なしで再現性のあるDMSテストができるのは大きいですね。規制対応の検証を開発早期に進められそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
