QuantumCore、点検・補修計画を最適化する「QUBO Studio」提供開始
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QuantumCore、点検・補修計画を最適化する「QUBO Studio」提供開始

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株式会社QuantumCoreは2026年10月14日、組合せ最適化ソフトウェア「QUBO Studio」の提供開始を発表しました。予算、人員、期限などの条件をモデル化し、点検・補修や配送、シフトの計画候補を比較します。13の業務テンプレートと4系統のソルバーを備え、生成AIは外部API設定時の要件整理・結果解説を支援します。SaaSとオンプレミス型AI Boxの提供を想定し、利用環境と料金、エッジ連携は個別の相談・構成となります。

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ポイント

  • 1
    予算・人員・期限などをモデル化し、点検・補修や配送・シフトの候補を比較
  • 2
    13業務と1ベンチマークのテンプレート、古典・量子など4系統の探索に対応
  • 3
    外部AIと量子実機は接続設定が必要で、提供環境とエッジ実装は個別に構成

業務条件をモデルにして、実行候補を比べる

QUBO Studioは、異常や劣化を検知した後の「どこを・誰が・いつ・どの順で」の計画づくりを支援するソフトウェアです。予算や期限などの条件を、0と1の変数で組合せを表すQUBOモデルへ整理します。

答えを一つ示すだけでなく、予算重視・安全重視・バランス重視などのシナリオを比較し、KPIや感度分析で判断の根拠を残します。画面の数値はデモデータによる計算例で、導入企業の成果を示すものではありません。

入力・設計・探索・比較の4段階で進める

自然言語とCSV・Excel・JSONの業務データを使い、テンプレートやウィザードで条件を整理します。主な操作の流れは次のとおりです。

段階操作する内容
入力課題と業務表を取り込み、目的と制約を整理
設計変数・目的関数・制約を確認し、重みとペナルティを調整
探索ソルバーを選び、計算時間や探索回数を設定
比較・共有KPI、地図、ガント、パレート図、感度分析で候補を比べる

入力からレポートまでの流れをノーコードで保存して再利用できます。PDF・HTML・Markdown・JSONで結果を共有し、役割別の権限と実行履歴も管理します。

量子実機なしでも探索、外部接続には条件

4系統の探索方法を選ぶか、規模に応じて自動選択します。利用するソフトや接続先の条件は次のとおりです。

系統使用する方式・条件
古典ソルバーOR-Tools、Gurobi、CPLEX。後二者は別途導入とライセンスが必要
量子アニーリング未接続ではSQAシミュレータ、D-Wave実機はSDK・API接続設定が必要
ハイブリッドアニーリングと厳密探索を組み合わせる
並列アニーリングCPUによる並列テンパリング

OpenAIまたはAnthropicのAPIを設定した場合に、自然言語での要件整理や結果の解説を支援します。未接続時はローカルのルール解析で動作するため、生成AIが必須の最適化処理ではありません。

13業務テンプレートの結果は実条件と照合

インフラ点検・補修、配送ルート、シフト・人員配置、ごみ収集、基板配置・配線候補、ファン・モータの運転条件など、13の業務テンプレートを備えます。別にMax-Cutのベンチマークが1つあり、合計14テンプレートという表記です。

生産計画、在庫配置、スケジューリング、エネルギー配分、電力需給、資産配分、価格の検討にも使う構成です。各モデルには前提があり、道路や細かな到着条件、機器の精度などを実業務と照合する必要があります。デモの削減率や計算時間を、そのまま導入効果として扱うことはできません。

提供環境とBOLT-QZの実装は個別に構成

提供形態はSaaSと、構内に設置するオンプレミス型AI Boxを想定しています。料金は問い合わせで、対象業務・データの扱い・エッジ連携に応じて構成します。オンプレミスで生成AI APIや量子実機などの外部接続を使わない場合は、社外へデータを出さない運用を選べます。

別のエッジAIデバイスの検知・診断結果を条件として取り込めますが、データ連携方式は個別設計です。BOLT-QZを現場機器に組み込む場合も、Q行列の係数・格納形式の変換、機器への実装、結果の受け渡しを別途構成し、規模・精度・メモリを検証します。

Studio内の「BOLT-QZ互換・評価版」はホスト側の方式評価機能です。マイコン・端末への実装検証と適用範囲の拡大は今後の取り組みで、すべての機器にそのまま組み込めるという発表ではありません。

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エッジAIと最適化の連携構成イメージ。デバイス連携とBOLT-QZ実装は個別構成。出典:QuantumCoreの発表(PR TIMES)

Q&A

Q. QUBO Studioとは何ですか?

A. 予算・人員・期限などをモデル化し、点検・補修、配送、シフトなどの計画候補を比較するソフトウェアです。指標やシナリオ比較で選択の根拠も確認できます。

Q. 量子コンピュータや生成AIは必須ですか?

A. 古典ソルバーやシミュレータでも動作します。D-Wave実機と生成AIの利用には外部接続設定が必要で、未接続時はSQAやローカルのルール解析を使います。

Q. 現場のマイコンでそのまま実行できますか?

A. BOLT-QZでのエッジ利用には機器への組み込みと係数変換などを別途構成します。規模・精度・メモリは機器ごとに検証し、Studioの評価版はホスト側で動きます。

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O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

予算重視と安全重視のシナリオを同じ指標で比べられるので、点検・補修の計画担当者が候補の違いを関係者へ説明する際に使えそうです。

引用元:PR TIMES

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