Figmaの「Figma Make」が全ユーザーに開放、プロンプトでアプリを自動生成に
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Figmaの「Figma Make」が全ユーザーに開放、プロンプトでアプリを自動生成に

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デザインプラットフォームを提供するFigmaが、プロンプトからアプリを生成できる新ツール「Figma Make」を、日本を含む全世界で提供開始しました。これにより、専門的なスキルがない人でもアイデアを素早く形にできるようになります。

このツールは今年5月の年次カンファレンスで発表され、注目を集めていました。既存のデザインデータを取り込んだり、テキストで指示したりするだけで、実際に機能するアプリやプロトタイプを作成できるのが特徴です。

ポイント

  • 1
    プロンプト入力だけで、動くアプリやプロトタイプを自動生成
  • 2
    無料プランを含む、すべてのFigmaユーザーが利用可能
  • 3
    画像生成など、他のAI機能も有料プラン向けに正式リリース

Figma Japan株式会社が、AIを活用した新ツール「Figma Make」の一般提供を開始したと発表しました。このツールを使えば、テキストで指示を入力するだけで、デザインからコーディングまで行われた機能的なアプリケーションやプロトタイプを自動で生成できます。

Figma Makeは、既存のデザインワークフローとの連携もスムーズです。チームで共有しているFigmaのライブラリからデザインスタイルを読み込むことで、ブランドイメージに沿った見た目のプロトタイプを手軽に作成できます。生成されたコードも、デザインの意図を正確に反映するよう工夫されています。

特筆すべきは、この強力な機能が無料のStarterプランを含むすべてのユーザーに開放されている点です。これにより、デザイナーや開発者だけでなく、企画担当者など、より多くの人がプロダクト開発の初期段階からアイデアを具体化し、チーム内で共有することが可能になります。

今回の発表にあわせ、これまでベータ版だった他のAI機能群(レイヤー名の自動変更、画像生成・編集など)も、有料プラン向けに正式リリースされました。Figmaはプラットフォーム全体のAI機能を強化しており、アイデア創出からプロダクト開発までのプロセスを、よりシームレスにすることを目指しています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

デザインツールとして定着したFigmaが、AIで作る領域に本格的に踏み込んきています。専門知識がなくてもアイデアを動く形にできるのは、企画職やマーケターにとっても大きな武器になりそうです。

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