SmartNews、記事閲読データで潜在層を分析する新ソリューション「Dynamic Affinity」を提供開始
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SmartNews、記事閲読データで潜在層を分析する新ソリューション「Dynamic Affinity」を提供開始

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スマートニュース株式会社は、ニュースアプリ「SmartNews」の記事閲読行動データを活用したマーケティング分析ソリューション「SmartNews Ads Dynamic Affinity」の提供を開始しました。プライバシーに配慮した安全な環境で生活者の潜在的な興味・関心を可視化し、広告主のより効果的なマーケティング施策を支援します。

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ポイント

  • 1
    SmartNews独自の「記事閲読データ」から生活者の潜在的な興味・関心を分析
  • 2
    データクリーンルームを活用し、プライバシー保護と高度なデータ分析を両立
  • 3
    博報堂・Hakuhodo DY ONEと連携し、購買データなどと組み合わせた分析も可能に

スマートニュースが、同社の広告事業「SmartNews Ads」において、新たなマーケティング分析ソリューション「SmartNews Ads Dynamic Affinity」の提供を始めました。このソリューションは、ニュースアプリ「SmartNews」上でユーザーがどのような記事を読んでいるかという行動データを基に、生活者の潜在的な興味や関心を浮かび上がらせるものです。

近年、データに基づいたマーケティングの重要性が増す一方で、個人情報保護への意識も世界的に高まっています。こうした背景から、企業にはプライバシーに配慮しつつ、データを安全かつ効果的に活用する仕組みが求められてきました。スマートニュースは、政治経済からライフスタイルまで幅広いジャンルの記事を配信する中で蓄積された、生活者の"無意識の行動データ"に着目。これをマーケティングに活かす新たな基盤を構築しました。

「Dynamic Affinity」の大きな特徴は、記事閲読データから生活者の興味・関心を約800のカテゴリでAIがスコア化し、その関心の構造を動的に分析できる点です。分析は、個人を特定できないよう安全に処理される「データクリーンルーム」という環境で行われます。これにより、広告主は自社が持つ顧客データなどと安全に照合し、ターゲット層の理解を深めることが可能になります。

第一弾の取り組みとして、株式会社博報堂および株式会社Hakuhodo DY ONEと連携します。両社が持つ購買データや視聴データと、スマートニュースの記事閲読データを組み合わせることで、生活者の関心がどのようにして購買行動に繋がるのかを、より精密に可視化することを目指します。スマートニュースは今後も、独自のデータを活用したプロダクト開発を推進し、広告主のマーケティング活動を支援していく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

ポストクッキー時代の新たな一手ですね。生活者の「無意識の興味」を捉える記事データと、プライバシーに配慮したデータクリーンルームの組み合わせは、今後のマーケティング分析のスタンダードになるかもしれません。

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