
EGテスティングサービス、ローコード開発の"その後"を支える新BPaaSを開始
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イー・ガーディアングループのEGテスティングサービス株式会社は、ローコード開発ツールの活用を、開発からテスト、運用、業務代行(BPO)まで一気通貫で支援する新サービス「ローコード開発ツール構築・運用支援」の提供を開始しました。企業のDX推進が加速する中、現場主導で開発されたアプリの管理といった新たな課題に対応するものです。
ポイント
- 1開発して終わりではなく、業務プロセスの完遂までを支援する全方位型BPaaS
- 2第三者検証のノウハウを活かし、ローコード特有の不具合や品質をチェック
- 3「野良アプリ」の乱立を防ぎ、安全な市民開発を維持するためのガバナンスもサポート
EGテスティングサービス株式会社が、ローコード開発の導入から運用までをワンストップで支援する全方位型BPaaS(ビジネス・プロセス・アズ・ア・サービス)「ローコード開発ツール構築・運用支援」の提供を開始したと発表しました。このサービスは、従来の「システムを納品して終わり」というモデルとは異なり、ツールを活用した「業務プロセスの完遂」までをゴールに据えているのが大きな特徴です。
近年、企業のDX投資は単なるシステム構築から持続的な業務変革へとシフトしており、ローコード開発プラットフォームの市場も急速に拡大しています。その一方で、現場主導の「市民開発」によってアプリケーションが乱立したり、運用が属人化したりといった「ガバナンスの欠如」が新たな課題として浮上していました。
本サービスでは、こうした課題に対応するため、4つの領域で企業を支援します。kintoneやMicrosoft Power Platformなど主要ツールに対応した「構築・開発支援」に加え、同社の中核事業である第三者検証の知見を活かした「品質検証・テスト」を提供。さらに、安全な市民開発を維持するためのガイドライン策定や利用状況を監視する「管理・ガバナンス」もサポートします。
最も特徴的なのが、システムを利用した業務そのものを代行する「運用・BPO」です。例えば、申請アプリを構築するだけでなく、その後の申請データのチェックやヘルプデスク対応といった業務まで請け負うことで、顧客企業がコア業務へリソースを集中できるよう後押しします。同社は本サービスを通じて、企業の「作って終わり」のシステム開発からの脱却を支援し、真の業務変革の実現に貢献するとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
ローコード開発は手軽な反面、野良アプリの乱立など管理が追いつかないのが悩みどころです。開発だけでなく、品質保証から業務代行まで踏み込む今回のサービスは、DXのラストワンマイルを埋める手段と言えるでしょう。





