
LINEヤフー、賞金総額1万ドルのセキュリティコンテスト「LINE CTF 2025」開催へ
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LINEヤフーは、セキュリティ技術や知識を競うオンラインコンテスト「LINE CTF 2025」を2025年10月18日から24時間にわたり開催すると発表しました。本イベントは、セキュリティ領域のコミュニティ活性化と発展への寄与を目指すもので、現在公式サイトにて参加登録を受け付けています。
ポイント
- 1賞金総額は1万ドル、世界中のエンジニアが腕を競う
- 22021年から毎年開催され、参加者規模は年々拡大
- 3Webやバイナリ解析など、多様なジャンルの技術課題が出題
LINEヤフー株式会社は、セキュリティ技術コンテスト「LINE CTF 2025」を2025年10月18日午前9時から翌19日午前9時までの24時間、オンラインで開催します。チーム戦形式で行われ、優勝チームには5,000ドル、2位に3,000ドル、3位に2,000ドルと、総額1万ドルの賞金が授与される予定です。
CTF(Capture The Flag)は、セキュリティに関する技術課題を解き、合計得点を競う競技です。同社が主催する「LINE CTF」は2021年に始まり、セキュリティに関心を持つ学生やエンジニアが世界中から参加。その規模は年々拡大しており、2024年には1,299チーム、2,784名が参加した実績があります。
今回のコンテストでも、プログラムの脆弱性を突く「Pwnable」や、Webアプリケーションに関する「Web」、バイナリ解析を行う「Reversing」など、CTFの一般的な出題ジャンルから様々な問題が出される予定です。
LINEヤフーは「プライバシー&セキュリティファースト」を経営指針に掲げ、脆弱性報奨金制度「LINE Security Bug Bounty Program」の運営など、社外の知見も積極的に取り入れながらセキュリティレベルの向上に努めています。本イベントの開催も、こうした取り組みの一環と位置づけられています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
セキュリティ人材の不足が叫ばれる中、こうしたオープンな競技イベントは若手エンジニアにとって実力を発揮する貴重な機会です。企業と開発者が協働して学び合う“共創型教育”の形が広がっていきそうですね。









