
AIが“売れる”広告を秒速生成、動画広告分析Proが新機能をリリース
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株式会社KASHIKAが、広告クリエイティブの制作プロセスを根本から変える可能性を秘めた新機能「Pro AI」の提供を開始しました。このサービスは、同社が提供する「動画広告分析Pro」の膨大な広告データを活用し、効果が実証された動画やバナー素材をAIが自動で生成するものです。
広告業界では、制作にかかる時間やコスト、そしてアイデアの枯渇が長年の課題でした。特に、成果を出すための「勝ちパターン」を見つけるのは容易ではありません。「Pro AI」は、こうした現場の悩みに応え、誰でも簡単な操作で高品質な広告素材を生み出せる仕組みを提供します。
ポイント
- 1“売れる”データが基盤: 成功した広告クリエイティブの要素を学習したAIが、効果の高い動画やバナーを生成。
- 2プロンプト不要で簡単操作: 専門的な指示(プロンプト)は不要。「勝ちパターン」のサンプルを選ぶだけで素材が完成。
- 3最新AIモデルを搭載: Google社の「Veo」やOpenAI社のモデルなど、複数の最新AIを選択可能。
広告制作の「三重苦」をAIで解決へ
株式会社KASHIKAは8日、国内最大級の広告データベースを持つ「動画広告分析Pro」の新機能として、AI広告素材生成サービス「Pro AI」の提供を開始したと発表しました。このツールは、広告担当者が抱える「時間・コスト・アイデア」の三重苦を解決することを目指して開発されたものです。
デジタル広告市場の拡大に伴い、クリエイティブ制作の負担は増大しています。同社によれば、多くの担当者が制作業務に追われ、本来注力すべき分析や戦略立案の時間が圧迫されているのが実情です。また、外注コストの高騰や、効果的なアイデアの枯渇も深刻な課題となっていました。
プロンプト不要、選ぶだけで高品質な素材が完成
「Pro AI」の最大の特徴は、専門的なAIへの指示(プロンプト)が不要な点です。「動画広告分析Pro」が蓄積してきた膨大なデータから導き出した“売れる”広告の構成パターンがサンプルとして用意されており、ユーザーは作りたいイメージに近いものを選ぶだけで、効果実証済みの広告素材を生成できます。
また、独自のAIモデルに加え、Google社の「Veo」やOpenAI社のモデル、近日対応予定の「Kling」など、世界最先端のAIモデルを複数搭載。これにより、多様なスタイルの動画やバナーを自在に作り出すことが可能です。EC事業者やアプリ開発者、広告代理店など、幅広い業種での活用が期待されます。
サービスはフリーミアムモデルを採用しており、無料で数枚の素材生成を試した上で、月額20,000円(税抜)からのプランで本格利用を始められます。同社は今後、生成した広告のパフォーマンス分析機能などを追加し、制作から効果測定までをシームレスにつなぐ統合プラットフォームへの進化を目指すとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
単に画像を生成するだけでなく、「売れる広告データ」を基盤にしている点が非常に興味深いですね。