
中小企業のDXを加速、ティースリーが生成AI研修「AI SMART」を提供開始
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中小企業向けのITサポート事業を手がけるティースリー株式会社が、新たに生成AI研修サービス「AI SMART」を2025年9月24日より提供開始すると発表しました。
このサービスは、情報システム部門を持たない中小企業などから「生成AIを活用して業務のDXを進めたい」という声が高まったことを受けて開発されたものです。社員自らが生成AIを使いこなし、自社の業務効率化を実現できる人材を育成することを目的としています。
ポイント
- 1導入企業では平均68%の業務時間削減を達成
- 2講師は登録者2.5万人超のDX専門インフルエンサー
- 3社員が主役となり、自社の業務DXを内製化
ティースリー株式会社が新たに始める「AI SMART」は、生成AIの基礎から組織的な活用方法までを体系的に学べる研修サービスです。同社によれば、過去の支援実績として、研修を導入した企業では社員の生成AI活用率が3%から40%へと大幅に向上し、関連業務の時間を平均で68%削減できたケースもあるといいます。
研修では、生成AIの基本機能や他社の活用事例を学ぶだけでなく、豊富な実践演習を通じて、すぐに業務で使える操作スキルを身につけることができます。これにより、顧客対応メールの作成や月次の財務分析レポート、業務マニュアルの作成といった定型業務の工数を大幅に削減できるとしています。
講師を務めるのは、DX支援の専門家であり、YouTubeチャンネル「ねもたく-IT社長の業務改善メソッド-」で2.5万人以上の登録者を持つ根本拓也氏です。研修は人事、経理、技術部門といった職種を問わず、生成AIによる業務改善に関心のあるすべての担当者を対象としています。
料金プランは1人あたり25万円で、条件によっては助成金の申請も可能とのこと。このほか、より手軽な価格の基礎研修や、各社の課題に深く踏み込むオーダーメイド型の研修も用意されています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
生成AIに関心はあっても、何から手をつければ良いか分からない中小企業は多いはずです。このサービスは、具体的な成功事例と著名な講師を揃えることで、導入へのハードルを下げてくれそうです。社員が自らDXを推進する文化が根付けば、企業にとって大きな資産になるでしょう。