
越境EC「OVEREC」を提供開始、町工場の英語直販サイト構築・発送を支援
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株式会社ヒーリングソリューションズは2026年9月9日、町工場や職人ブランド向けの越境ECサービス「OVEREC(オーバレック)」を公開しました。日本語の商品情報をもとに、自社の英語直販サイトの構築・運用を支援します。米国向けの関税前払いや国際発送、税関申告も扱います。海外販路を開拓したい小規模メーカー向けに、公開後の集客支援や週次の運用確認まで提供します。
ポイント
- 1日本語の商品情報から自社の英語直販サイトを構築し、米国向け発送まで支援
- 2週次の売り場確認で対応事項を報告し、価格や在庫の変更は人が承認
- 3初期構築33万円からに公開後45日間の集客・運用支援を含む料金体系
日本語の商品情報から英語直販サイトを構築
OVERECは、町工場や職人ブランドが日本語で商品情報を登録し、自社の英語直販サイトを持てるようにするサービスです。WordPressとWooCommerceを使って自社ドメインのサイトを構築します。価格は米ドルで表示し、Stripeによる決済に対応しています。売上金はクライアントのStripeアカウントへ直接入金され、ヒーリングソリューションズが代金を預かることはありません。
関税・発送・税関申告を一括で支援
OVERECは、米国向けに関税を前払いするDDP方式での発送を支援します。日本郵便のEMSによる国際発送に加え、関税分類に用いるHSコードの整理や税関申告書類の作成も扱います。商品の実測重量、素材、HSコード、電池の有無などを日本語の商品台帳にまとめ、発送に必要な情報を整えます。
専任の「番頭」が毎週売り場を巡回
OVERECには、クライアントごとに週次の巡回レポートを生成する「番頭」という仕組みがあります。注文、発送、決済、商品情報とGoogle Search Consoleのデータから、金額への影響が大きい見落としを優先して報告します。所見は「要対応」と「様子見」に分け、問題がない週も「異常なし」と報告します。
番頭は提案までを担い、実行は人が確認する承認制です。価格や在庫、出荷を自動で変更することはありません。
榊原工機の米国向け販売事例
公開に先立つ支援事例として、愛知県春日井市の精密加工工場・榊原工機の取引が紹介されています。従業員12名の同社は、真鍮やアルミから削り出すランタン「暁(Akatsuki)」を英語サイトで販売しました。2026年7月30日に米国ミシガン州の顧客から279ドルの注文が入り、注文メモにはRedditの機械加工コミュニティで見つけたと記載されていました。
発表された1件の取引の入金・費用内訳は次のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| Stripe手数料控除後の入金 | 42,940円 |
| EMS送料・保険 | −4,000円 |
| 関税・関税前払い手数料 | −6,705円 |
| 梱包費 | −400円 |
| プラットフォーム利用料 | −3,006円 |
| クライアントの手取り | 28,829円 |
この金額は発表された実取引の手取りであり、製造原価などを差し引いた利益額ではありません。送料や関税、為替などの条件によって取引ごとの金額は変わります。
料金と公開後45日間の支援
公式料金ページで示されている基本料金は次のとおりです。
| 費用項目 | 料金・内容 |
|---|---|
| 初期構築 | 330,000円(税込)から。公開後45日間の初動支援を含む |
| 月額基本料 | 10,000円から。番頭の週次巡回を含む |
| プラットフォーム利用料 | 売上の7% |
| 発送サポート | 1件2,500円。自社で発送する場合は無料 |
| 国際送料・保険・関税・梱包費 | 領収書に基づく実額で、上乗せなし |
初動支援にはGoogle Merchant Centerの審査対応、英語コンテンツ3本の作成、公開2週間後と45日後の見直し、英語の問い合わせへの対応などが含まれます。サイトを公開した後の集客と運用も支援範囲です。
Q&A
Q. OVERECとは何ですか?
A. 町工場や職人ブランド向けに、日本語の商品情報をもとに英語直販サイトの構築・運用と米国向け発送を支援する越境ECサービスです。
Q. 海外発送の関税や税関手続きはどうなりますか?
A. 米国向けの関税前払い、EMS発送、HSコードの整理、税関申告書類の作成をまとめて支援します。
Q. 料金にはどのような項目がありますか?
A. 初期33万円(税込)から、月額1万円からと売上の7%が基本です。発送支援は1件2,500円で、送料・関税などは別途実費です。
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O!Productニュース編集部からのコメント
週次の報告を受けても、価格や在庫の変更は人が承認する形です。海外販売を兼務する担当者も、対応の優先順位を絞って確認しやすそうですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
