
AIと人の協業で入力作業ゼロを実現、新サービスSmartRead PLUS+登場
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AI開発を手がける株式会社Cogent Labsが、文書のデータ化を完全に自動化する新サービス『COGENT AI SmartRead PLUS+』の提供を開始すると発表しました。
このサービスは、最新のAI技術と専門オペレーターのサポートを組み合わせることで、利用者はただ文書を預けるだけで、手作業によるデータ入力から解放されるのが大きな特徴です。労働力不足が叫ばれる中、多くの企業に残る紙文化の課題解決を目指します。
ポイント
- 1書類を預けるだけでデータ入力にかかる作業がゼロに
- 2AIと専門オペレーターの協業
- 3金融機関レベルのセキュリティ
株式会社Cogent Labsは9月2日、新たな文書データ化サービス『COGENT AI SmartRead PLUS+』を発表しました。このサービスは、AIによる自動読み取りと、業務に精通したオペレーターによる確認・補正を組み合わせた「ヒューマン・イン・ザ・ループ」という設計思想を取り入れています。これにより、利用者は請求書や報告書といった形式の異なる文書をただ預けるだけで、データ化作業を完全に外部委託できるようになります。
多くの企業では、AI-OCRなどを導入しても、結局は人の目で出力結果を確認する必要があったり、セキュリティ面での不安が残ったりと、完全な自動化には至らないケースが少なくありませんでした。新サービスはこうした課題に対し、文書のスキャンからAIによる仕分け・読み取り、さらには専門オペレーターによる最終確認までを一気通貫で提供し、利用者の作業をゼロにすることを目指します。
サービスの信頼性と安全性を支えるのが、情報資産管理のリーディングカンパニーである株式会社NXワンビシアーカイブズとの資本業務提携です。同社は国内の金融機関や官公庁との豊富な取引実績があり、その堅牢なセキュリティ体制とオペレーションのノウハウが新サービスに活かされます。機密性の高い文書も安心して処理を任せることが可能です。
Cogent Labsは今後、このサービスをAIプラットフォーム『COGENT AI プラットフォーム』の中核の一つとして展開していく方針です。同社は、AIと人の能力を融合させることで、企業がデータ入力のような煩雑な業務から解放され、より価値の高い創造的な業務に集中できる環境づくりを支援していくとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
入力作業をゼロにできるだけでなく、信頼性の高いデータを一気通貫で提供できる点は実務に直結します。労働力不足の中、こうしたAI+人のハイブリッドモデルが業務自動化の新しい基準になりそうです。