
音楽制作のGitHubを目指すファイル共有「Track Hub」提供開始
公開日:
リアラブル株式会社が、楽曲制作に特化したファイル共有サービス「Track Hub(トラックハブ)」の提供を開始しました。デモ音源やパラデータの共有から、波形上へのコメント、バージョン管理、作品公開までをブラウザ上で完結できます。ソフトウェア開発で標準的なGitHubの体験を音楽制作に応用した設計で、制作者同士のやり取りに伴う負担を減らします。登録不要・無料で、2026年7月7日から利用できます。
ポイント
- 1URL共有だけで音源をブラウザ上で試聴・コメント・版管理可能
- 2波形上の位置にコメントをひも付け、音源の修正指示を正確に伝達
- 3完成曲をサービス上でそのままリリースページとして公開できる仕組み
ブラウザだけで完結する共有と試聴
Track Hubは、音源ファイルをアップロードしてURLを共有するだけで、相手がブラウザ上で試聴できるサービスです。受け取った側はDAWや専用アプリをインストールする必要がありません。複数トラックの同期再生や、トラックごとの音量・パン調整、バージョン切り替えにも対応しており、ボーカルだけを聴いたり新旧のテイクを聴き比べたりといった確認がその場で行えます。
波形に直接コメントできるフィードバック機能
フィードバックは波形上の再生位置に直接紐づけて残せます。単一時点だけでなく範囲指定も可能で、スレッドでの返信や解決済み管理にも対応しています。「1:23のこの部分」のような曖昧になりがちな指示を、誰が見ても同じ場所を指すコメントとして蓄積できます。
バージョン管理と制作情報の一元化
同じトラックに新しいファイルをアップロードすると、上書きではなくバージョンとして履歴化されます。過去のテイクにいつでも戻って聴き比べられるため、「_final_最終_v3」のようなファイル名の使い分けは不要になります。BPMやキー、拍子、クレジットなどの制作情報もプロジェクトに紐づけて管理でき、複数ファイルの一括ZIPダウンロードにも対応しています。
完成した曲をそのまま公開できる
制作が完了したら、プロジェクトからリリースページを公開できます。フィードへの掲載、タグやジャンルでの検索、いいね・フォロー・コメント・再生数といったソーシャル機能、アーティストページまで備えており、制作と発表の場が一つのサービス内でつながります。
制作現場の課題と今後の展開
楽曲制作では、ファイル転送サービスやチャット、口頭での修正指示など情報が散らばりがちです。Track Hubは、ソフトウェア開発におけるGitHubのように、制作の文脈を一つの場所に残すことを目指しています。公開範囲は3段階から選べ、保存期限を過ぎたデータは自動削除されます。今後はバンド・レーベル向け組織アカウントや活動基盤機能、マッチング機能などを段階的に追加する予定です。
Q&A
Q. Track Hubとは何ですか?
A. 楽曲制作の音源ファイルをURL共有でやり取りし、ブラウザ上で試聴やコメント、バージョン管理、公開までできるサービスです。
Q. 受け取った相手にDAWや専用アプリは必要ですか?
A. 必要ありません。共有リンクを開くだけで、ブラウザ上で音源を再生して確認できます。
Q. 料金はかかりますか?
A. 無料で利用できます。アカウント登録なしでも始められ、登録するとプロジェクト管理や公開機能が使えます。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
波形の位置にコメントを残せるのは、音源の修正指示が曖昧になりがちな現場には嬉しいですね。ファイル名での版管理からも解放されそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
